禁煙ファシズムにもの申す

禁煙ファシズムにもの申す

雲造院杢杢愛煙信士のつぶやき25
雲造院杢杢愛煙信士

某月某日

健康で長生きしたかったら、パイプ煙草を喫おう!

世の中には様々な健康法があり、毎日、新聞やテレビ、雑誌で取り上げられている。どんな健康法もまず目の仇にしているのが喫煙だ。次が飲酒。食べ過ぎとストレスを溜めないことが、三、四位を争っている。

だけど、たばこも喫わず、酒も呑まず、食べたい物も我慢する修行僧、修道女のような禁欲生活をして、本当に元気で長生きできるのだろうか?

また我々煩悩多き凡夫が、そうした入院患者のような禁欲生活を続けて、果たして生きる意義や楽しみがあるのだろうか?

大体、この手の健康法の本を書くのは、医者がほとんどだ。現役バリバリの腕利きの医者は、この手の健康法の本を書く時間的な余裕などない。そこで出版社が目をつけるのは、腕は大したことがないが著名な大学の説教好きの医者や、自慢好きの医者。第一線から引退した医者あたりだ。ありきたりのことを書いても売れないから、ちょっと常識と違うびっくりさせるような奇抜なことを一つくらい言わせるのが本を売るコツだ。適当にしゃべらせて、テープを取り、書くのはゴーストライター。

そんな健康法の本を有難がって読むのは、他人様の勝手だが、私はそんなに暇ではないから、ほとんど読まない。大体、医者はまず狭い医者の視点でしか物事を見ていない。それに医者がえてして陥りやすいのは健康至上主義だ。医者は、健康ならどんなに詰まらない人生でも構わないという勘違いに陥りやすい。

医者が説く健康法を実践して、二百歳、三百歳まで生きる保証があれば、健康法にも価値はあろうが、それはありえない。人間はどんなに長生きしても大体、百歳を超えるあたりが限度だ。そもそも健康法の本を熱心に読んで百歳くらいまで健康で長生きしている人には、とんとお目にかかったことがないし聞いたこともない。

前置きが長くなったが、昨年師走、東京・銀座に拠点を置く日本パイプスモーカーズクラブ(JPSC)の 関口一郎代表世話人の白寿のお祝いの会に出席させて頂いた。

関口さんは十代の前半からパイプ喫煙を嗜んでこられたそうだから、喫煙歴は80年をゆうに超える。99歳で仕事は現役。パイプを燻らせながら日々、店に出てコーヒーを焙煎しておられるのは素晴らしい。

お祝いの会に参加されていた方々を見ても、パイプスモーカーは元気で長生きの方が多い。私が存じ上げているだけでも、75歳以上のいわゆる後期高齢者の方が8名はいらしたと思う。

いずれのお方も物わかりの良い好々爺でなく、談論風発、エスプリやユーモアのセンスに溢れた溌剌としたご老体ばかりだ。嫌煙者が年を取るとなりやすい萎びた痴呆老人などパイプスモーカーには一人もいない。

若い人と議論をするには情報をインプットしなければいけないので、新聞や本をよく読み、インターネットをされている方も多い。

そして、好きなことを自由になさっている。

大いにパイプたばこを喫い、酒も飲み、食べたいものは食べるが、暴飲暴食はなさらない。言いたいことは遠慮なく言い、物事にこだわらないでマイペースに過ごしておられる。これこそ健康で長生きの秘訣だと感じた。関口さんにあやかり、私も長くパイプを喫いたいと思う。

関口さんは、ご挨拶で「1本たばこを喫うと6分寿命が短くなるそうだが、私は80年以上たばこをずっと喫って来た、最近はパイプばかりだが、昔はパイプに加えてシガレットも1日に40〜60本くらいは喫っていた。けれど私はまだ健康に生きています」とおっしゃった。


某月某日

匂いと臭い

ああ〜あ〜 極楽極楽

すこし爺くさいがこれしか思いつかない。

温泉に行きました。

最初は年末年始は中国大陸へ遊びに行く予定でした。しかし、沖縄県の尖閣諸島を強奪しようとする中国共産党政権のやくざ顔負けの好戦姿勢が甚だしく不愉快でキャンセルしました。

人民を搾取弾圧する一方で、党幹部は莫大な蓄財に励んで海外にいつでも家族で脱出できるようにしている中国共産党。こんなゴロツキどもの政権が支配している限り、もう中国には行きたくないと思います。

家でのんびりしても良いが、せっかくの休みなのにもったいない。そこで、自宅から車で一時間程の温泉に2泊3日で行きました。思い切ってすこし贅沢な旅館に泊まりました。

良かった。

川のせせらぎを聞きながら、露天風呂を楽しみました。外気は寒いが、温泉に入ると温まります。

心も体もリフレッシュ。ベランダ風呂付の部屋、朝から温泉に入って、まったり気分です。

お腹がすいて食事の時間になると、上げ膳据え膳で厳選した海の幸、山の幸が運ばれてきます。忙しい日常から離れたのんびりした贅沢な時間、連泊して良かったと思いました。

実にパイプが美味しかった。空気が美味しいと、たばこも美味しい。

この温泉街は、旅館の名前が入った木の札を持って行けば、他の旅館やホテルの温泉も自由に入浴できた。外湯巡りをしているうちに3人組の熟女と仲良くなりました。

最初は「その臭いたばこは止めてください!」と喧嘩を売ってくるような険悪な出会いでした。しかし、3人の内のお一人が「良い香りの匂いですね。」と言ってくれ、ラタキアから甘い香りのたばこに替えたら、文句をつけた熟女サンも「それなら良いわ」と言ってくれました。

偶然、宿泊先が同じ旅館だったので、3人組と私の4人でワイワイ楽しく遊びました。厳冬期の夜間の混浴露天風呂で、正に星降る夜を体験しましたのは忘れられない思い出です。

「臭い」はそのまま「くさい」と読めるように、嗅ぎたくない不快なニオイのことをさします。生ゴミのニオイや糞尿、口臭、汚物のニオイですね。

「匂い」は香りと同じ意味で心地良いニオイのことを指す言葉です。どちらも鼻から感じるので同じ読み方ですが、脳では 全く違う捉え方ですから二つに分かれていますね。

香りや匂いは 空気の揺らぎや風により、匂いの基となる分子が鼻腔に飛びこみ 匂い、香りとして脳に伝達します。

同じ匂いでも人それぞれ受ける人によって感じ方が違います。パイプたばこの中でも「ラタキア」の香りは好き嫌いがはっきりしていると思います。たばこを吸う人なら半分は良い匂いと言ってくれますが、嫌煙の方々は10人中10人臭いと言います。

この「におい」が嫌煙の方々が嫌う原因の一つではないでしょうか?

副流煙による健康被害説などは、悪質な捏造に過ぎず、こじつけの妄言にすぎません。要するに好きか嫌いかだけ。

「好き」「嫌い」は個人の感覚ですから、声高に他人に押し付けるものではありません。

世の中の嫌煙サンは「正義」のふりして「嫌煙」を押し付けますが、嫌煙サンにまともな人格の人がいないことは皆様、ご承知の通りです。

2013.01.28