禁煙ファシズムにもの申す

禁煙ファシズムにもの申す

雲造院杢杢愛煙信士のつぶやき29
雲造院杢杢愛煙信士

某月某日

たばこを自由に喫える病院を創ろう!

愛煙家の父が入院した。
父は卒寿を超えてぴんぴんしているが、階段を下りる途中で躓き、転倒して足を複雑骨折したのだ。症状はかなり酷かった。

医者嫌いの父だが、治療のために入院させざるを得ない。近くの整形外科に連れて行ったが、骨折の程度が酷いので、「ウチでは手術が無理」と言われ、設備の整った大病院に転院した。

手術は10時間以上の大手術となった。高齢で回復力が遅いこともあって、一回の手術では治らず、これから何度か手術が必要だという。全治一年の診断。

そこで困ったのが、たばこ。
父は私以上の愛煙家だ。毎日、両切りのロングピースを2箱は喫ってきた。喫煙歴は70年を超える。

父が入院しているこの総合病院は、「敷地内喫煙」というおかしな「ルール」を定めている。だから喫煙者の入院患者は、わざわざ病院の外のバス停まで行ってたばこを喫っている。敷地内に一歩でも入って喫煙すると、警備員が半狂乱になって咎めるのだそうだ。病院の建物内で喫おうものなら、看護婦が寄ってたかって責め立てて、退院を迫ると聞いた。

病院とは名ばかりで、たばこに関しては邪悪な医療監獄とでも言った方が実態に近い。

足はまだ治らないが、元気を取り戻した父は、たばこを喫いたがる。見舞いに訪れた私は、車椅子に乗せて、病院の外まで連れ出して、たばこを思う存分楽しんでもらう。90歳を超えているのだから、今更「たばこの害」もヘチマもない。

車椅子の入院患者や点滴を持った患者が、パジャマ姿のまま敷地外のバス停まで行って、煙草を喫う光景は見ていて辛いものだった。

仲良くなった入院患者さん達の話によると、病気や怪我はほぼ治ったが、真冬の寒い中、たばこを喫いに敷地外まで出て、それが原因で体調を壊したり、肺炎でお亡くなりになった方々が多々いるそうだ。病院は「自己責任」ということで無視していると聞いた。

嘘で塗り固められた嫌煙ヒステリーに唯々諾々と従う日本の医療。非人道的で根本が狂っていると改めて実感した。

こんな病院だから、臨終の患者でも最後の一服など許される訳が無い。死刑囚でさえ、最後の一服はOKなのに、善良な国民のささやかな望みは拒否される。

院長に苦情を言ったら、病院内を敷地も含めて全面禁煙にしないと厚生労働省から睨まれて病院の格付けを下げられるそうだ。
格付けを下げられると社会保険制度等々で不利になり、病院運営が難しくなるので、病院は保健所の指導に従うことになり、無理やり全面禁煙となる。

要するに諸悪の根源は厚生労働省だというわけだ。こんな邪悪で狡猾な役所はさっさと潰した方が良い。失われた年金の問題一つを見ても、この役所の反国民的体質は鮮明ではないか。

医者や看護婦などの医療関係者には、実は愛煙家が多い。ストレスが溜まる仕事だから、たばこくらい喫わないと、神経が持たないのだ。私の親友の心臓外科医もヘビースモーカーだ。一時、禁煙を試みたが、かえってストレスが溜まって体調を壊し、馬鹿馬鹿しくなってまた喫い出した。

愛煙家の医者や看護婦ばかりを集めた、愛煙家患者の為の病院があっても良いのではないだろうか。

夢物語の様なことを言うなと言われるだろうが、私たち愛煙家は決してマイノリティーでは無い。喫煙人口が減ったと言っても、日本国内に約2500万人はいる。

突飛な提案だが、喫煙者全員が一人1万円ずつ拠出したら、2500億円集まり、全国に100箇所くらい愛煙家のための病院が出来る計算になる。

我々愛煙家が気軽に利用出来、何処でも自由にたばこが吸える病院。

愛煙家しか利用しないかもしれないが、そんな病院なら格付けは最低ランクでも利用者は多いと思う。愛煙家の為の愛煙家による愛煙家の病院を一緒に創りませんか?どなたか旗振り役をやっていただければ、貧者の一灯だが寄付する。

ちなみに、私の父は、「こんな非人間的な病院には絶対に居たくない」と言って、治療途中で強行退院した。近くの整形外科に車椅子で通院しながら、自宅でたばこをスパスパ喫っている。「足が完治しなくても構わない。あんな病院に入院するよりまし」だそうだ。

2013.05.23