禁煙ファシズムにもの申す
やっぱり愛煙家はコロナに罹りにくい |
愛煙家 Q 先週、鼻風邪に罹って咳と痰が酷くなった。汚い黄色の痰が咳とともに喉の奥からしきりに出て、ティッシュ1箱すぐに使ってしまった。幸い、発熱等の風邪の症状は無かった。 7、8年程前に同じような鼻風邪になった時、医者に処方して貰った痰切り薬が薬箱に数日分残っていたので、これを飲んだら2日間で大幅に改善した。
咳と痰が殆ど治ったので、わざわざ医者に行く必要もあるまいと思っていたら、家内が「抗生剤で黴菌を退治して完治した方が良い」としきりに勧めるので、気は進まなかったが、家のすぐ近くで開業している耳鼻科に行くことにした。
耳鼻科医院に行ったら、窓口の受付嬢が「予約はしていますか?」と尋ねる。私が「予約していません」と答えると、「予約してから再度お越しください。うちは予約患者さんが優先です」と言う。 私が「今、ここで予約してはいけませんか? せっかく来たんだから」と言ったら、「スマートホンかパソコン、あるいは電話で予約してから改めて来て下さい」とのこと。
私が「いちいち機械を通して予約しないといけないんですか? 私はあなたの目の前にいる。口頭で予約して差し支えないでしょうが」とささやかな抵抗をすると、「うちはそういうシステムではありません」「待ってもらっても、予約していない患者さんは何時間待ちになるかわかりませんよ」との御託宣。
改めて受付嬢の顔をよく見ると「私は融通が効かない女です」と特筆大書してある。お世辞にも可愛らしい顔立ちではない。世間によくいるオツムの固い末端事務員タイプだ。
待合室を見ると診察を待っている人が二、三人。決して繁盛している町医者ではないようだ。簡単な診察で薬を貰うのが目的の町医者だ。私も抗生剤を数日分処方してもらうためだけに来た。名医に逢いたいわけではない。一瞬、別の耳鼻科に行こうかと思ったが、何しろ外は暑い。炎暑の中を改めて数分歩きたくはない。
融通が効かない女と口論してもおよそ時間の無駄だから、「では電話で予約するので、番号を教えてください」と言ったら、受付嬢は黙って紙を渡した。なぜか知らないが彼女のご機嫌をいたく損ねてしまったみたいだ。紙には何やら長い桁の電話番号が書いてある。その番号に携帯電話で電話したら、機械音声で15分後の予約がすぐに取れた。I T技術の発達か何か知らないが、やたらと面倒な世の中になってしまったとつくづく思う。簡単なことをわざと複雑にしているだけじゃないのか。
受付嬢に「15分後の予約が取れました」と言うと、「では、今の症状を書いてください」と問診票を渡された。発熱無し、咳と痰が出たが殆ど治った旨を書いたら、受付嬢は「マスクをして下さい」
私が「咳は治りました。今は咳は出ません。マスクは持参していません」と言ったら、問答無用で「マスクを80円で販売しています。買いますか?」 仕方なく80円を出して買ったマスクは、ドラッグストアで100枚数百円で売っているごく普通のマスク。仕入れ原価の数十倍以上というわけだ。
続けて受付嬢は「コロナワクチンは何回接種しましたか?」と聞く。「一度もしていません」と答えると、途端に受付嬢の顔色が変わった。 「ワクチンを接種していない方は、待合室には入れません。別室でお待ちください。予約時間になったら呼びに行きます」。 私が「ただの鼻風邪です。風邪の症状は全く無いので、コロナではありません」と言っても、受付嬢は一切聞く耳を持たず。 やれやれ、コロナウイルスが余程怖いようだ。
私はコロナウイルスは人間と共存するために弱毒化して、もはやそれほど恐れる疾病ではないと判断している。コロナ騒動は、民放テレビが初期に感染症の専門家とやらを登場させて、国民の未知の病原体への恐怖心を煽りに煽って、集団ヒステリー状態になったものだ。
元々致死性が際立って高いウイルスではない。最も強毒だった初期のコロナウイルス株でも感染発症しても死亡するのはせいぜい2%未満。次々に変異するうちに弱毒化して死亡率はすぐ1%未満になってしまった。オミクロン株では0.01%程度とただのタチの悪い風邪に過ぎなくなった。現に厚労省も二類から五類に引き下げたではないか。コロナで3年間以上ボロ儲けしていた医者たちが、まだ危険性を煽っているが、一種のセールストークと受け止めれば良い。
高齢者の私がワクチンを一回も接種しなかったのは、病状と致死率を見て、死亡するのは基礎疾患がある高齢者ばかりで、異常に恐れるほどのことはない、治験段階なのに緊急承認されたワクチンを接種する方が将来的に危険性が高いと判断したからだ。
それにフランスや英国の疫学調査で、愛煙家はコロナに罹患しにくいと言う情報を得ていたのが決定的だった。 私はパイプと葉巻のヘビースモーカー。パイプタバコなら2日で1缶50グラムを喫ってしまう。タバコを喫えば喫うほどコロナにかかりにくいなら好都合と思って、この3年間はほぼ1日1缶のハイペースでモクモクと紫煙を吐き続けていた。 そのおかげでコロナ禍の3年間は鼻風邪以外は何の病気にも罹らず、毎日元気一杯に過ごしてきた。
比較的最近になって、愛煙家がコロナに罹りにくいと言う事実が科学的に立証されたことをご存知だろうか。ご存知ない方もおられるだろうから、以下、中国新聞の記事を引用する。
引用開始 https://news.yahoo.co.jp/articles/99951f2edf628ebd4fb835d44b4807e3a7d66fcf
喫煙と新型コロナ、意外な関係? 広島大・谷本准教授が研究 煙成分がウイルス侵入阻む 「治療薬開発につながれば」
中国新聞デジタル6/21(水) 10:30
以上引用終了。
この記事でいけないのは「喫煙は新型コロナウイルスの重症化リスクを高めるといわれている」という根拠のない思い込みの箇所。 一体、どこの研究機関が喫煙とコロナの重症化リスクの関連についての研究成果を発表したのだろうか。「いわれている」とかいう怪しげな表現は、読者を騙して誤導する新聞の悪質なテクニックだ。
谷本准教授の研究は、タバコの煙の中にコロナ感染を防止する成分があることを突き止めたと言うことだ。疫学で分かっていたことを、科学で立証したことに価値がある。
ちなみに私の鼻風邪は女医さんの診察3分で予想通り、急性副鼻腔炎の診断。4日分の抗生剤と痰切り薬を処方されて完治した。殆ど治っていたのだから当然と言えば当然だ。 |
2023.08.30 |