禁煙ファシズムにもの申す

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愛煙家 鳥山明氏 急逝

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「DRAGON BALL」や「Dr.スランプ」など日本のみならず世界中の子供達に愛された人気作品を次々に生み出した漫画家の鳥山明氏が3月1日急逝された。享年68。

直接の死因は急性硬膜下血腫との発表だが、2月に脳腫瘍の手術を受けておられたという。

 

鳥山氏はチェーンスモーカーとして有名で、毎日100本以上のシガレット煙草を喫い続けながら創作に励んだ。

売れっ子の漫画家は雑誌の締切の関係で徹夜作業に追われるのは普通のことだが、鳥山氏の人気が沸騰した全盛期は、週に20分間の睡眠時間だったという驚くべき逸話もある。
4日間徹夜で、20分間だけ寝てまた3日間徹夜という凄まじいスケジュールだ。そうした超人的激務の中で日々の創作力を支えてきた一つの要因がシガレットだった訳である。著名な漫画家の殆どが超愛煙家だというのも容易に頷ける。

 

鳥山明氏の代表作「DRAGON BALL」の世界総売り上げは2兆円超。日本の漫画文化の素晴らしさを世界中に発信し続けた方だった。余計な話だが生涯収入は推定で2百億円を裕に超えるという。

 

鳥山明氏の急逝について健康至上主義らしき人が「煙草を控えて欲しかった」と分かったかのようなコメントをしていた。

何をか言わんやである。沈香も焚かず屁もひらずの詰まらぬ人生を送る嫌煙連中に限って、そういう本末転倒の愚劣な言辞を吐く。

 

世界中の報道機関が鳥山明氏の逝去を速報として流し、その業績を称えた。

68年間の人生を激しく駆け抜けた鬼才だった。

愛煙家の一人として静かに合掌。

 

2024.03.12