禁煙ファシズムにもの申す

禁煙ファシズムにもの申す

「貧乏人は喫煙するな」か!
多言居士

偏狭な嫌煙ナチスどもの巣窟だと思っていた民主党にも、まともな代議士が少なくとも1人はいることがわかった。

産経新聞の1月22日付け朝刊5面に「貧乏人は喫煙するな」か! と題した小囲み記事が載っていた。(切抜きを添付するが、インターネット上に記事があったので参考までに貼り付けておく。)
http://ime.nu/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100122-00000061-san-pol

1月21日の衆院予算委員会で、民主党の吉田公一副幹事長は「カネを持っているやつは1日3箱吸っていいが、貧乏人は2、3本しか吸っちゃいけないみたいな話だ」と述べて、鳩山民主党政権が今年10月1日から目論んでいるたばこ増税を痛切に批判したそうだ。

吉田代議士曰く「たばこ税がご都合主義で値上げされている。国民の健康増進のためと言うが、大きなお世話だ。カネが欲しいからだ」と、民主党の魂胆卑しきたばこ増税論をばっさり斬った。

まさに吉田代議士の言う通りである。

「選挙で馬鹿な有権者の票が欲しいから、ばら撒き財源のためのカネが欲しい」とでも堂々と言えば、まだ可愛いが、「国民の健康増進のため」などとお為ごかしに言われると猛烈に腹が立つ。まさに余計なお世話そのものだ。こういうことを平気で言う手合いを唾棄すべき偽善者という。奇麗事を言う連中をゆめゆめ信用なされるな。

ネット上にはびこるお寒い嫌煙イナゴと同類の民主党の嫌煙ナチス議員どもがたばこ増税の旗振りをしていると思っていたら、厚生労働省のお追従役人連中もたばこ増税論の尻馬に乗っているそうだ。

「新型インフルエンザ」騒動を煽りに煽って国民を脅し、お仲間の製薬会社やマスク製造会社にたっぷり儲けさせたのは、いったいどこのどいつだったけ? まさにイソップ寓話の狼少年そのものだろう。天下り先を増やす魂胆なのかも知れぬが、聞くところでは、大量の流感ワクチンが余ってしまい、始末に困っているそうじゃないか。

民主党の最大の問題点は、若い時分にゲバ棒を振っていた隠れ新左翼や左翼崩れが臆面もなく要職を占め、有象無象の小沢ユーゲントのチンピラ議員がそれを支えているため、まともな議員の常識がなかなか通らないことにある。

有権者としては、民主党を解党して、まともな議員とまともじゃない議員に分かれて欲しいところだ。味噌と糞が同じラベルじゃ、判別できないからね。

吉田公一代議士はどういう経歴、信条の方かよく知らぬが、まともな議員とお見受けした。副幹事長という代貸しクラスのポストに就いているんだから、体を張ってたばこ増税を阻止して貰いたいが、政治家としてのそれだけの気骨があるかどうか、これからじっくり拝見しよう。

2010/02/09