禁煙ファシズムにもの申す

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ペットの病気の原因はすべてタバコ?
愛猫爺

私は猫が好きで、40年ほど自宅で猫を飼っています。今は2匹飼っておりますが、以前は3匹飼っていたこともあります。

長年、愛読している毎日新聞に奇怪な記事が載っていました。
平成23年2月15日付け朝刊のペットの欄のトップ記事「たばこ 人間だけでない ペットも受動喫煙でがんの恐れ」がそれです。
このホームページの読者の参考のために記事のコピーを添付しておきます。


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一読してびっくりしました。
この和歌山の獣医さんは猫の悪性リンパ腫の原因を、タバコだと断定して、受動喫煙を防止しなかった飼い主の不注意をやんわりと責めておられます。

私は、別にこの獣医さんの診たてにケチをつけるつもりはありません。
この獣医さんは、長年のご経験でペットの病気の原因がすべてピシャリとお判りになる全知全能に近いスーパードクターなのでしょう。

私は無学者で、猫の悪性リンパ腫の原因は、てっきり猫白血病ウイルス(FeLV)だとばかり思っておりました。ペットの病気に関するどの本にも書いてありますから。

この獣医さんはタバコの煙が悪性リンパ腫の原因だと断定できる新たな発見をなさったようです。飼い主に病気の原因はタバコの副流煙だと断定しておられるから、よほどの根拠と自信がおありになるのでしょう。

可愛そうなこの猫が、どうしてタバコの副流煙で悪性リンパ腫を発病したかと言う因果関係についての研究成果をぜひとも学会で発表なさることをお勧めします。

執筆者の水戸健一さんという記者は、「ペットの受動喫煙の害」とやらを研究したアメリカの大学の論文も調べた上で、この記事をお書きになっているようです。そして「受動喫煙」は人間にも、動物にも著しい害を与えると確信しておられます。

水戸健一さんに伺います。タバコの副流煙、自動車の排気ガス、中国大陸から大量に飛んでくる大気汚染物質の3つの中で、どれが人間やペットの健康に一番害があると思いますか?

愛煙家の私が飼っている猫は、私が吐き出すタバコの煙をたっぷりと吸ってきたことでしょう。幸いにも私が飼ってきた猫は、たいした病気にもならず、全部が天寿を全うして逝きました。

2011/02/21