禁煙ファシズムにもの申す

禁煙ファシズムにもの申す

雲造院杢杢愛煙信士のつぶやき2
雲造院杢杢愛煙信士

某月某日

なぜ、パイプたばこに「関税」がかかるの?

このところ隣家のご夫妻が海外旅行にすっかりはまっておられる。

先月はフランスへ行ったばかりなのに、来月はロンドンへ行くそうだ。

日本にいると判らないが、海外では円高のメリットを大いに実感出来るそうだ。

飛行機代込みで一人16万円程度で高級ホテルに6泊朝食付で滞在出来るなら、時間に余裕がある定年後の熟年夫婦には格好の趣味と言えよう。

それに刺激された訳でもないが、久しぶりにパイプたばこを個人輸入した。インターネットで写真や説明文を読みながら、簡単に注文出来るのは有り難い。日本に輸入されていないたばこや吸った事のない珍しいたばこを50g缶から8オンス缶まで計19種類買った。ポリ袋入のバルク品やお試し品も含めて約2キロで226.17ドルだった。

さて、パイプたばこは、本体価格に対し29.8%の「関税」を徴収される。加えて「たばこ税及びたばこ特別税」が1キロにつき12244円。さらに合計金額に消費税5%が上乗せされる。送料49.1ドルを加えた本体価格が21200円のたばこが2倍以上の47800円になってしまった。

我々パイプスモーカーは、いわば税金の塊を喫っているようなもので、日々、国家財政に大きく貢献している訳だ。昔風に言えば殊勲甲というところ! 

ろくに国家財政に貢献していないどころか、国家財政の窮乏化を目論む嫌煙者諸氏とは大違い。財務省、国税庁はパイプスモーカーに深甚なる感謝を表明しても当然でしょう。

ところで、紙巻きたばこ(シガレット)は「関税」は無税で、消費税もかからないことをご存知だろうか。「たばこ税及びたばこ特別税」がかかるだけで、これは1000本に付き11000円。

そもそも「関税」は、国内産業の保護を目的として、輸入品に対して課される税金のはず。どの教科書にもそう書いてある。

ところが、今の日本には保護すべきパイプたばこ製造業者はいない。皆無である。にも拘わらず3割近い高率関税をしらばっくれて徴収している。

財務省と国税庁のエリート官僚サン。こうした地回りヤクザの見ヶ〆料より筋が通らない課税を平気でやっているのは恥ずかしくありませんか?


某月某日

ブータンを考える

結婚式を挙げたばかりの、ブータンのワンチュク国王夫妻が、11月15日から5日間の日程で、国賓として我が国を訪問される。

「おとぎの国」「桃源郷シャングリラ」と呼ばれる、やすらぎの国。伝統と豊かなヒマラヤの自然が見事に融合した美しき国だ。私はかつてブータンを訪れたことがある。確かに評判通りの良い国だった。人懐っこい親切な人達が多く、日本人そっくりの顔立ち、独楽廻しや凧揚げ等同じ物が多くあり、我らが祖先のルーツの一つか親戚筋の地域だと感じた。

このブータンは、GNH=「国民総幸福」という指標を提唱し、経済成長よりも、国民が幸せと感じる度合い、幸福度を重視するという政策が世界的にも注目されている。

その施策の一つとして2004年には、国内でたばこの販売を禁止した。たばこを喫う事自体は禁止していないが、自分で吸うたばこであっても外国から持ち込む際に200%の関税が掛かるため、実質国内禁煙みたいなものだ。

国民が豊かになるとともに喫煙者が増えて肺がんなどの病気になる人が増えたからだとの話だった。2004年の統計数字だが、人口10万人当たりの死亡者数で見ると、いわゆる心の病では、単極性鬱病が世界145ヵ国中9位、統合失調症が162ヵ国中4位。ついでに言えばリウマチ性心疾患が190ヵ国中5位。公衆衛生や医療水準の問題もあるから一概に言えないが、世界有数の不健康国だったのだ。

この厳しい禁煙政策が奏功したのか、肺がんで死亡する人数はわずかに減ったそうだ。

ところが、罹病者数は減らないどころか増えている。特に酒の消費が増えて、様々なアルコール性疾患が増えているという。次は酒を禁止しようかという話になっているそうだ。たばこを禁止して、次は酒。それでも病気が減らなかったら、次は一体、何を禁止するのだろうか?

ともあれ、病気を減らそうと、たばこ全面禁煙に踏み切ったが、見当違い、的外れもはなはだしかった。

たばこを禁じても罹病者数は減らないのだ。逆に増えたのがブータンの事例だ。

たばこは「百害あって一利なし」と断罪なさる日本の偉いお医者サマ。あなた方は、たばこさえ無くなれば全ての病気が激減するかのような幻想を世間に撒き散らしておられます。

ブータンの、この状況をどう説明なさいますか? 


某月某日

ひどい目に遭った

ここしばらく休み無しで仕事をしたのに加え、神社の祭り、音楽祭の手伝いなどと忙しかったのと夏の疲れが出たためか、今朝、起きられなかった。

体温は39.6度、さらに左の歯茎が腫れ上がり、口を開くのも辛い。会社へ休むと連絡して横になっていたが、ますます歯茎が腫れて痛いので、我慢しきれず歯医者へ行く事にした。

昔からお世話になっている歯医者さんにかかれば良かったが、距離が5キロ近くあって遠いので、やむなく近所の歯医者に行った。

わが家から800mの所に電車の新駅が出来たのに伴い、住宅やマンションが次々に建ち、歯科医院も半径500m内に6つある。近いからといって家の近くのあまり流行っていない歯科医院に行ったのが大間違いだった。

この歯医者さん、なぜか知らぬが、嫌煙運動に異常に情熱を燃やしているお方だった。

問診票を見て私がたばこを吸う事を知ると、「たばこを吸うこたあ、すんごく良くねえんだよ」と説教が始まり、「たばこをたくさん吸うとこんなに悪い病気になるんだよ」などと次々におどろおどろしい偽造写真を見せ、たばこを止めるよう偉そうに言うばかり。一向に治療を始めようとしない。「憎い喫煙者め、ざまあみろ」といわんばかりだった。

いい加減に堪りかねて歯茎を切って膿みを出してくれと頼むと、曰く「熱が高けえんで治療はでけねえ。熱が下がったら来てくんろ」

この馬鹿な嫌煙歯医者に激しい怒りを覚え、殺意を一瞬抱いたことを正直に書いて置く。手元にメスでもあれば、思わずこの嫌煙歯医者野郎の顔面に突き立てたかもしれない。私は禿頭なので譬えが不適切だが、怒髪天を衝くだった。

とはいえ、歯茎が痛い。我慢できない。気力消耗、今さらなじみの歯医者に行く元気もないので、すぐに家に帰って、自分でナイフで歯茎を切り開き、ドロドロの膿みを絞り出した。

あの嫌煙歯医者野郎め。二度と行かないぞ!


某月某日

良い人と知り合えた

昨日、私をひどい目に遭わせた嫌煙歯科医サンが思いがけなくもわざわざ拙宅を訪ねて来た。健康保険証で住所が近所と判り、具合を見に来たとのこと。

町内会が違うので今までご近所付き合いは無かったが、僅か150mほどしか離れていないので、これからもよろしくお願いしますとの鄭重なご挨拶が家人にあって、寝込んでいた私の歯茎の状態を診てくれた。

昨日は「馬鹿な喫煙者め。歯茎が痛くなったのは自業自得だ。ざまあ見ろ!!」といわんばかりの態度(少なくとも私はそう受け止めた)だったので、関係を修復しておかないとまずいとの判断が働いたのかもしれない。

実際、私は健康を恢復したら、この嫌煙歯医者野郎に徹底的に仕返しして、歯科医院廃業に追い込んでやろうと固く決意していたのだ。

最初は会話もぎこちなかったが、しばらく世間話をしてみると、この嫌煙歯医者は善良な人だと分かった。嫌煙団体の熱心な活動家サンと接すると、しばしば感じ取れる「心の病」や「人格のアンバランス」の気配もない。

要するに単純素朴で、嫌煙団体のデマ宣伝を無批判に信じてしまうような無邪気な人なのだ。私もお人好しだから、昨日の恨みはすぐに忘れて、こちらこそ、これからも良いお付き合いをお願いしますとご挨拶した。

「たばこは絶対悪。地球上から根絶しないといけない」との固い信念から様々な嫌煙団体に入って、そこそこ活動なさっているそうで、その興味深い内情を色々と教えて下さった。私が知らなかった話がこれからも聞けそうで、当分この「つぶやき」の材料には困りそうにない。

本当に良い人と知り合えた。

今日、彼から聞いた話のごく一部を紹介すると、我が国にはいつの間にか実に多くの禁煙団体、嫌煙団体が出来ているとのことだった。

拙稿をお読みの諸兄姉の皆様は、ご存じだろうが念の為ご報告しておきます。

これらの他にも色々あるらしい。

次回、拙宅にお出でなさる時に色々と資料を持って来てくださるそうだ。

楽しみだ。

2011.11.10