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6月20日に、青森で「たばこ文化講演会」が開催されます。

青森で「たばこ文化講演会」開催

喫煙者と非喫煙者がいがみ合わずに共存できるゆとりある社会を目指す愛煙家の団体「青森ユートリーの会」は6月20日(金)午後6時から、青森市内のラ・プラス青い森で第6回たばこ文化講演会を開催します。

今回は落語家の三遊亭神楽師匠を招いて、独演会を催します。
タバコとキセルは江戸文化の粋を表す小道具であり、古典落語では、ぐうたら息子が、頑固親父に長キセルでピシリとやられて説教される場面などもよく登場するものです。

江戸の庶民生活のおかしさや悲しみ、滑稽さを題材に、日本人の貴重な伝承文化として受け継がれてきた古典落語の多くが、昨今の行き過ぎた差別語狩りの煽りを受けて、今や一般の寄席では上演が事実上困難になっているという話を落語関係者から伺いました。

公衆の前で上演できない古典落語はいずれ忘れ去られていきます。ご先祖様から受け継いだ日本文化がやせ細っていくわけです。

同様に、今のタバコ狩りの行き過ぎた風潮も、映画や小説での喫煙場面の削除などの自主検閲、言論統制につながっていくことでしょう。

既に現在でも、テレビのドラマやコマーシャルなどに喫煙の場面が一瞬でもあると、嫌煙家や禁煙団体などの諸氏が「不謹慎だ」「有害だ」などと言い立てて、テレビ局に喫煙場面の削除を求める抗議電話をしてくるそうです。

まさに「人類の 愚かさだけは 無限かな」。やれやれと嘆息したくなる状況でございます。

落語の話がついつい飛躍して脱線してしまい、恐縮です。ご寛恕下さい。

たばこ文化講演会の入場は無料です。独演会後の神楽師匠との懇親会は有料です。

昨年、全国選手権大会を開催した青森パイプスモーカーズクラブも後援しております。

第6回たばこ文化講演会