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日本パイプクラブ連盟年次総会開催 新会長に梶浦氏 | |
日本パイプクラブ連盟(PCJ)は5月27日、福島県郡山市の郡山ビューホテルで平成24年度年次総会を開催した。役員改選の結果、新会長に梶浦恭生副会長兼事務局長(JPSC)が全会一致で選任された。田中需前会長(六本木RPC)は副会長東京地区担当に回る。任期は2年間。 総会議案では、平成23年度事業報告、平成23年度決算報告・会計監査報告が質疑応答の末、いずれも全会一致で承認された。続いて平成24年度事業計画案、同収支予算案、同連盟費案について活発な討議をした結果、いずれも満場一致で承認された。 年次総会終了後、引き続いて春期理事会を開催し、千田理事長が第39回全日本パイプスモーキング選手権大会(平成24年10月28日、鹿児島市鹿児島東急インにて)の準備状況等を報告した。 PCJの年次総会は毎年、東京で開催するのが通例だが、今回は東日本大震災と東電福島第一原子力発電所の事故の被災者支援活動の一環として福島県郡山市で開催した。PCJ傘下の全国各地のパイプクラブの代表とPCJ役員が、郡山に参集するとともに福島県内の各景勝地や観光地を訪ねて回り、地域の経済活動にささやかではあるが貢献した。 地元郡山市のベーカーストリートPCの渡辺徳仁会長は、歓迎の挨拶の中で、PCJ総会の郡山開催に謝意を表明するとともに「農作物、水産物、酪農製品を福島産というだけで買って貰えなくなり、福島県民は風評被害に苦しんでいる。福島といっても会津以西の放射能値は東京と変わりない。今回は、全国のパイプ仲間が郡山に集まってくれたが、次はご家族を連れてまた福島に来て頂ければ嬉しい。放射能被害の中で我々住民は生活を続けざるを得ない。引き続き激励と支援を切にお願いしたい」と述べ、盛大な拍手を浴びた。 PCJは、平成24年度事業計画で、東日本大震災の被災者に対する救援活動を引き続き行うことを決議した。全国の心あるパイプ仲間の温かい思いやりと善意を結集して、貧者の一灯ではあるが、被災者支援に尽力する。 |
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日本パイプクラブ連盟事務局 |