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訃音

元水戸ブライヤーズパイプクラブの会長の鈴木康司さんが、平成26年2月1日に逝去なさいました。享年65歳でした。慎んでご冥福をお祈りいたします。
そのお人柄を偲ぶ文章が寄せられましたので、ここに掲載いたします。

日本パイプクラブ連盟

元水戸ブライヤーズ会長 鈴木康司君 を偲ぶ

元会長の鈴木君の突然の訃報にびっくりしています。ここのところ体調を崩し
本調子ではなかったのですが、磯蔵酒造のちょっくら新酒を飲む会という集まりでは毎年元気飲んでいて、今年も4月にはその元気な姿に会えると思ってました。

私とは同じ歳で青年会議所、ブライヤーズクラブ、ロータリークラブと一緒で、パイプだけでなく公私ともに35年以上の付き合いでした。

水戸のブライヤーズの会長として長く務め、塙で行われた東北パイプスモーキング大会では優勝し、水戸で唯一、TUGEさんのチャンピオンパイプの所有者でした。

パイプだけでなく趣味の人で、アメリカンフォースを2頭持ち水戸での乗馬と、そして柘植さん、宮原さんたちの、札貼りの会にも所属し、さんじゃ札を張るための釣竿を自慢げに皆に見せていました。ジャガー等古い車のレストア、涸沼のハゼ釣り、ハゼの料理等々語りつくせません。タバコは、ショートピース。

いっぱい思い出があります。ここ何年かは、馬等の趣味をやめ酒と、釣りが中心のようでした。

例会にもあまり出てきていませんでしたが、磯蔵酒造(社長の伯父になります)では、仙人よろしく毎年元気な姿で、酒を飲んでました。我々は,通称やっさん、そして水戸こうじ(康司)、あなたのことは忘れません。
いつも、にこやかに話し、聞き上手だった彼をパイプの煙とともにいつも思い出したいと思います。

合掌

水戸ブライヤーズ会長 大金誠

水戸・鈴木康司氏追悼

水戸ブライヤーズクラブ前会長鈴木康司氏の霊に謹んで哀悼の意を表します。

鈴木さんに初めてお目にかかったのは10数年前のことでした。JPSCに入会したのはかなり古い話しですが、ほぼスリーピングメンバーで過ごしていたところ、ある時、突然クラブの世話人に引っ張り出され、大会に久し振りに参加しました。そこで温顔の方から今後はよろしくと肩を叩かれました。あの人は何方かと故外川さんに聞くと、水戸JCブライヤーズクラブ(今は“JC”はつかない)の鈴木会長さんだ、水戸で開催された大会では鈴木さんに大変お世話になったのだと教えてくれました。それが鈴木さんとの最初の出会いでした。

しばらくして鈴木さんから電話があり、鍋の会を開くから水戸の例会へいらっしゃい、ついでに偕楽園の梅を見てゆかれてはどうかとのお誘いでした。小生が茨城県で勤務していたことをご存じの様子に驚かされました。ご案内にのり水戸の和泉町のある店の2階の喫茶店を借り切って開かれている、水戸ブライヤーズクラブ恒例の鍋の会に伺い、鈴木さんの温顔に迎えられました。水戸のクラブ伝統の1グラムスモーキングコンテストに参加し、JPSCと水戸のクラブの交流を再確認いたしました。それ以来、いろいろな機会でお目にかかり、水戸の鍋の会やPCJの会合、JPSCの総会などに相互に訪ねあいお付合いを深めていただきました。

鈴木さんはいつも温顔を絶やさずしかも冷静で人を惹きつける方でした。水戸ブライヤーズクラブの会長を辞めるとの電話があり、どうされましたかと伺うと、不況が続き本業に力を入れなければならないのだと笑って話されました。

それ以降はお会いする機会は減ってしいましたが、たまにお会いすると何時もの温顔で変わらぬ様子が印象的でした。鈴木さんの思い出は何時までも心に残っていると思います。

鈴木さん永久に安かれと心から祈念申上げます。

それにしてもあの2階の喫茶店で開かれた鍋の会で歓迎していただいた鈴木会長、幹事の御厨さんのお二人が共に既におられないとはパイプの世界にとっては残念の限りです。
PCJ会長・JPSC世話人 梶浦恭生