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日本パイプスモーカーズクラブ代表交代

日本パイプスモーカーズクラブ(JPSC)は、5月17日に臨時総会を開催し、代表の交代を決めた。

JPSCでは所属するメンバーは「パイプを愛する」との1点のみを支えに集まっており、「参加メンバーは基本的に地位や年齢は関係なく対等」というのが結成以来の考え方である。従って運営には会長はおかず、世話人が当たり、便宜上そのまとめ役として、世話人代表を置いている。

1967年4月の結成時には13名のメンバーが参加し、岡部一彦氏が世話人代表に選出された。以来、岡部さんが代表を務められたが、創立30周年の記念パーティ後、しばらくして、体調を崩され、2004年に、関口一郎代表に就任し今日に至った。

JPSCは結成以後、当時はほかにパイプクラブがまだ少なかったためもあり、メンバーが増えていった。そこで、100人では「満つれば欠く」ので良くないということから、定員を99人にすると申し合わせ、最多時点では85名にまで達した。

JPSCも時が経つにつれメンバーの退会が増え、とうとう30名近くまで落ち込んだが、関口さんはそれを建て直し、会員を60名台まで回復させた功労者である。

JPSCは毎年年末に総会を開き2年ごとに世話人を選出する。昨年末の総会は世話人を選出する総会であったが、その際、関口さんから「満99才になった。定員は99名を限度としているように、代表も99才を定年とすることにして辞任したい」との申し出があった。しかし関口さんはまだ矍鑠として現役で働いておられ、100才を超える代表は誇りでもあるということで、再任を満場一致でお願いした。

関口さんの誕生日は5月26日だが、誕生日が近づくにつれ、辞任の意志を強く表明され、JPSCでは5月17日の例会を臨時総会に切り替え、代表の交代を決め、第3代代表に梶浦恭生氏を選出、関口氏は99才の内に代表から離れられ、5月26日に開催された満100才の誕生会に晴れて臨まれた。

梶浦氏は「満80才であり、もっと若い方にお願いしたと思ったが、関口さんが代表を引き受けられたのは満90才、80才ではまだ若いと言われ、また今や関口さんに次ぐ古い会員となったのでお引き受けすることにした」と述べた。

日本パイプスモーカーズクラブ世話人事務局