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全日本大会の使用煙草を「桃山」に決定 日本パイプクラブ連盟事務局 |
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日本パイプクラブ連盟は令和6年11月24日に浅草で開催する第48回全日本パイプスモーキング選手権大会の大会使用煙草を「桃山」に決定しました。 「桃山」は昭和9年(1934年)に当時の大蔵省専売局が製造発売した国産初の缶入りパイプ煙草で、今年で製造開始90周年を迎えます。 バージニア葉を主体に、ブラックキャベンディッシュやオリエント葉などを混ぜ、果物風味のラム酒のしっとりとした甘い香りで味付けした英国風のパイプ煙草です。 名前の由来は日本への煙草の伝来が安土桃山時代であったことによるものです。発売当時の缶の包装意匠は、日本のグラフィックデザイナーの草分けである杉浦非水氏が制作しました。現在の「桃山」の意匠に引き継がれている象徴的な赤の帆船は、慶長年間に日本に漂着したオランダ商船の「リーフデ号」を題材にしたそうです。 「桃山」は現在、日本たばこアイメックス(株)がデンマークの大手パイプ煙草メーカーであるMAC BAREN社に製造を委託して日本国内で販売しています。
令和6年全日本大会使用煙草の桃山
昭和9年発売当時の包装
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