パイプの愉しみ方
爽やかな夏のPipe Smoking の楽しみ方
早朝夏の爽やかな大気の中でふかすLeafのお勧め
早朝夏の爽やかな大気の中でふかすLeafのお勧めはなんと言っても「DunhillのEarly Morning Pipe」を擱いて他にはないと思う。
Tobacco Reviewsでも絶賛する評価がある。
「Glorious, truly Glorious! There's no better way to start the day. This is not as soft and light as some may think. Though For fans of stronger tobaccos ,there's no better way to start the day. A permanent fixture on my rotation. 」
私はこれに「Old Drum」を少し混ぜて愛用しているが、夏のタバコはあまり甘くない方がさっぱりして吸いやすいと思う。Orientalを加えるとすごく美味しくなる。
「DunhillのMy Mixture 695やLondon Mixture」「飛鳥」などもローテーションに加えてみるのも楽しいのではなかろうか。
爽やかで、軽い葉といえば「DunhillのUltra Mild」。嫌みはないが何とも物足りない。缶の色が夏向きだから夏のRotationに加えて置こう。
夏のパイプ
夏のパイプといえば風物詩的に言ってもやはり「バンブー・シャンク」ということになろう。
1本は持っていたい。できれば少しシャンクの長いCool&Dryで吸いやすいものをお勧めする。美味しく吸えるということになると季節に関係なく「メアシャム」や「チャーチワーデン」も是非試してみてコレクションに加えてください。
パイプはなぜ増えるのか?
おしゃれと道楽で形に拘ったり、作家やメーカーに惚れ始めたら際限がない。所謂パイプコレクターといわれる人たちである。
我々はタバコを美味しく吸うため、パイプを労るために最初5〜6本程度でローテーションを組むことから始まって、好きなパイプと巡り会うと飲み友達が増えるようにいつの間にか貯まってしまう輩である。
そして気がついてみると大好きなパイプと義理付き合いのパイプができてしまっている。
もっと好きな形、もっと美味しく吸えるパイプが欲しいとなるときりがない。
金がないで病膏肓に入れば自分で作り始めるようになる。そうなればもう「頑張って!」という他はない。僕も、夜な夜な頑張っているけど所詮「上手く」吸わなくては「美味く」喫えないんだということが判り、自分の不器用さが嫌になってしまった。
我がパイプ・スモーキング・クラブとは
所詮「心の安らぎを求めて、より美味しい葉と、より吸い易いパイプを探しながら独り独りがマイペースで歩き続ける奥の細道旅行団」である。
そして月に一回、宿場を定めて其処に集まり三里にお灸を据えながらみんなで一服するのが例会日なのだ。