パイプの愉しみ方
JPSC 2011年次総会・忘年パーティー
日本パイプスモーカーズクラブ(JPSC)は11月26日(土)午後4時過ぎから東京・東銀座の喫茶店カフェ・ジュリエで年次総会と忘年パーティーを開催した。
今回の総会はJPSC創立後44回目となるもので、会員39名、ゲスト26名の計65名が出席。皆でパイプを喫いながら、ジャズピアノの生演奏を楽しむなどして晩秋のひと時を賑やかに過した。
前半は年次総会。青羽世話人がまず司会を兼ねて開会挨拶。続いて事務局担当の梶浦世話人が業務報告を行い、今年一年の行事、活動状況などを総括した。今年は東日本大震災でJPSC設立以来、初めて3月例会を中止したが、それ以外は毎月の例会、旅行会など2回のオークションと合計8回のスモーキングコンテストを実施した。会員異動では新入会員4名、急逝した故外川世話人を含めて退会が5名で、11月末の会員数は63名となった。またクラブ運営にあたる世話人として、新任4名を加えて16名を選任した。
続いて会計担当の田崎世話人が2011年度収支報告を行った。1年間、経費抑制に努めたが、2011年から繰り越した赤字23万円弱を埋めきれず、来年に2万円程度の赤字を繰り越すことなどを報告。会計監査の斎藤氏が、収支報告に間違いないことを宣言して、拍手で決算は承認された。
この後、忘年パーティーに移った。関口代表世話人がこの一年を振り返って簡潔に挨拶した後、JPSC会員で青森PSC会長の平木氏が音頭をとって、これに出席者全員が唱和して乾杯した。
今年の忘年パーティーには、ジャズピアノの大御所、菅野邦彦さんが駆け付けて、トリオで特別に友情出演。出席者のリクエストに応じてジャズの往年のスタンダードナンバーなどを自在に演奏して鍛え抜かれたプロの技を披露、盛大な拍手を浴びた。
ジャズ演奏で大いに盛り上がったところで、いよいよスモーキングコンテストの年間成績優秀者の表彰式に移った。今年は3連覇中の小泉氏が、実力を遺憾なく発揮して4連覇を飾った。4連覇はJPSC創設以来の快挙である。準優勝は昨年に続いて平野氏、三位は松尾氏、レディース優勝小野田氏。関口代表世話人からそれぞれ表彰楯を授与されて記念撮影した。
またJPSC創立メンバーの一人で、パイプの世界における半世紀に及ぶ長年の活動と尽力に対して内藤幸太郎氏を特別表彰した。内藤氏はあいにく体調を崩されて欠席されたため、代理出席のご子息の内藤裕幸氏(菊水社長)にJPSC栄誉賞を贈呈。内藤氏はご尊父に代わって挨拶され、盛大な拍手を浴びた。
表彰式が終わり、再び洒落たジャズ演奏が続いて、歓談も盛り上がり、パーティーが宴たけなわとなったところで、恒例のビンゴゲーム。会員もゲストも童心に帰ってゲームに大いに興じるうちにそろそろ中締めの時刻となり、ゲストの田中需日本パイプクラブ連盟会長が中締めして、今年度の忘年パーティーは閉幕となった。
菅野邦彦トリオの皆様、素晴らしい演奏を誠にありがとうございました。また賞品等を提供して下さったパイプ関連会社の皆様、ありがとうございました。
パーティーの準備で汗をかいた世話人の皆様、お疲れ様でした。