パイプの愉しみ方

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JPSC関口一郎代表世話人白寿及び創立45周年祝賀会を開催

日本パイプスモーカーズクラブ 関口一郎代表世話人白寿の会及び45周年パーティを11月10日、エスカイヤクラブ日比谷店で開催しました。

白寿のお祝いとは数えで99歳(満では98歳)を迎えたことになります。何が素晴らしいかと云えば99歳になる関口さんは元気に毎日パイプを喫われていることです。日本パイプスモーカーズクラブ(以下JPSCと略)の月例会のロング・スモーキング・コンテストに今でも参加しています。

関口さんはJPSCの創立メンバー13人の内の一人です。今や、45年前に日本にパイプスモーカーズクラブが誕生した時のことを知る、ただ一人のメンバーです。この物好きなスモ−カー達が始めたパイプクラブが現在全国に31あるパイプクラブの始まりなのです。ちなみに関口さんは第2回全日本パイプスモ−キングコンテストの優勝者です。

そして、本職の事にも少し触れておきましょう。詳しくは関口さんのインタビューがパイプクラブ連盟のホームページに18回に渡って掲載されておりますし、中公文庫の『コーヒーに憑かれた男達』の中にも詳しく記されています。コーヒー界の神様的存在なのですが、素晴らしいのはパイプスモーキングと同様に、今でもコーヒーの焙煎を「カフェ・ド・ランブル」の焙煎室で自らの手で行っている事です。

前置きが長くなってしまいましたが、当日の様子を記しておきたいと思います。

司会はJPSC事務局長代行の青羽が行いました。

冒頭の挨拶は鈴木達也日本パイプクラブ連盟名誉会長。長寿の秘訣はパイプとコーヒー、それで「カフェ・ド・ランブル」からコーヒーの豆を取り寄せています、との話がありました。続いて蒲地光日本たばこアイメックス社長の祝辞が続きました。

次に珈琲関係者を代表して、星田宏司『珈琲と文化』主幹の祝辞がありました。星田さんが主催で、毎年関口さんの誕生日5月26日には会を開催している事、そして関口さんの本の出版の経緯と重要性をお話下さいました。

残念ながら会に出席できなかった内田昇日本パイプクラブ連盟副会長(千葉パイプスモーカーズクラブ会長)からの熱い檄文が寄せられており、大森氏が代読しました。

会からの記念品を梶浦事務局長から贈呈をしました。白寿を記念して白いパイプ、メシャムのボウルに白いマウスピースを特注したパイプと白い象牙のタンパーを花束と共に贈りました。

ここで、関口世話人代表からお礼の挨拶がありました。

乾杯は坪田パールの坪田栄一社長によって行われました。

ここでしばし歓談に入りました。会場にはバニー・ガールが入り、華やかなパーティ風景になりました。

途中、会員OBで遠く瀬戸内海から駆けつけて下さった松浦二郎・陽子ご夫妻の紹介を致しました。

歓談の後、JPSCに協力して頂いている各社の皆様に感謝状を贈呈しました。フカシロ様、柘製作所様、春山商事様、坪田パール様、日本たばこアイメックス様、銀座菊水様、新宿・加賀屋様、カフェ・ド・ランブル様、カフェ・ジュリエ様の各社です。

感謝状の贈呈を受けて、代表としてフカシロの深代洋平社長の挨拶がありました。 


後半は、毎年の総会で行っている恒例のビンゴ大会で盛り上がりました。
最後に梶浦事務局長の挨拶、締めは恒例で柘製作所の柘恭三郎社長が行いました。


最後に、開会に先立ち10月28日に逝去された、創立会員故内藤幸太郎氏のため黙祷を行ったこと、このエスカイヤクラブ日比谷店を45周年パーティの会場とした決定は、故外川広洋君の強い希望であったことを付け加えておきます。 (青羽)

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