パイプの愉しみ方
大煙会2015 開催報告
愛煙家による愛煙家のためのタバコイベント「大煙会2015」(http://ameblo.jp/bigsmoke-japan/)が、東銀座・カフェジュリエにて7月5日に開催されました。今年も多くのスモーカーが来場し大盛況のうちに無事終了しました。これも出展参加の皆さんや来場者の方々、ボランティアスタッフのおかげです。この場をお借りしてお礼申し上げます。
年に1回ぐらいは楽しい喫煙タイムを過ごせたらと、愛煙家の一般ユーザー有志で2010年に始まったこのイベントも今年で6回目になりました。毎年、趣旨に賛同してくださる日本パイプクラブ連盟とGO SMOKING友の会から後援していただいています。ブースの出展にメーカー、小売店などのご協力をお願いしていますが、今年は新たに喫煙具の革製品も製作されているグロースヴェルト株式会社(http://rtbasic.com/)、ライターコレクターのクラブFar East Eternal Flame(FEEF、http://www.feef.jp/index/Top.html)にご参加いただきました。
心配していた天気も曇り空でしたが、おかげで一昨年の猛暑のようにならず気温もほどほどに。午前10時の開会前から愛煙家が続々と詰め掛けたため開場を早め、昼前にはパイプ煙草やシガー、シガレット、シャーシ(水タバコ)などの芳しい紫煙の薫りが会場いっぱいに広がりました。
出展ブースでは煙草小売店による各種の喫煙グッズの販売や、メーカーの製品案内、パイプ作家による新作パイプの出展と販売を実施しました。試喫ブースではRYO、パイプ、葉巻、煙管、シャーシ(水タバコ)、スナッフ(嗅ぎ煙草)の喫煙具の披露や展示と試喫用のタバコを用意し、来場者に体験してもらいました。
また、より深くさまざまなタバコを理解してもらうため、各種タバコのベテラン愛煙家が講師になり、RYO、パイプ、スナッフ、葉巻、煙管の講習会を開いています。講習参加者が例年になく多かったため、受付がバタバタしてご迷惑をおかけしたかもしれません。各講習も熱心な来場者に講師が囲まれ、予定時間を大幅に超過しながら指導していました。
毎年開催しているチャリティーオークションでは、今年から一般の方からの出品を募集し、持参されたパイプや煙管などの喫煙具が次々と落札されていました。事務局では、オークション申込金のみいただき(申込金は福祉団体等に寄付)、落札額は出展者にそのままお渡ししています。今年12月の「東京パイプショー2015」でも同様のオークションを開催しますので、パイプスモーカーの方々の出品及び来場されての落札をお願いします。
葉巻の灰を落とさずに灰の長さを競うロングアッシュ大会では、女性2人が1、2位となりました。男性陣はかなりの長さの灰を残す人もいたのですが、粘りすぎて折れてしまい失格という残念な結果の方もいました。
また、昨年10月に東銀座にオープンされた隠れ家的シガーバー「レゼルヴァ」が、大煙会のために休日を返上して急きょ日中から特別営業。来店者に古酒などを特別価格で提供するなどの特典もあり、不埒なスタッフが古酒の味見にも行ったようです。そういうこともあり、やはり今年も一番賑やかしかったのはスタッフかもしれません。大煙会スタッフは、タバコや喫煙具が好きな一般スモーカーですから、参加者の皆さんに楽しんでいただきながらも来場者以上に「思いきり楽しむ」がモットーです。そして年々、新規に来場の方々が常連さんとして翌年以降も来て下さることに大煙会スタッフ一同、やりがいを感じています。来年も更に楽しい「大煙会2016」を開催します。また会場でお会いできることを楽しみにしております。