パイプの愉しみ方
大煙会2016 開催報告
愛煙家による愛煙家のためのたばこイベント 「大煙会2016」が、東銀座・サロンドジュリエにて7月3日に開催されました。今年も多くのスモーカーが来場して大盛況のうちに無事終了しました。出展参加の皆さんやボランティアスタッフ、300人近い来場者の方のおかげです。この場をお借りしてお礼申し上げます。
年に1回は楽しい喫煙タイムを過ごせたらと、愛煙家の一般ユーザー有志で2010年に始まったこのイベントも今年で7回目。毎年、趣旨に賛同してくださる日本パイプクラブ連盟とGO SMOKING友の会から後援していただいています。ブースの出展にメーカー、小売店などのご協力をお願いしていますが、今年は新宿のKagayaにもご参加いただきました。
晴天のうえ、最高気温35.4度の熱い一日になりましたが、午前10時の開会から愛煙家が続々と詰め掛け、午前中から混雑するなか、パイプ煙草やシガー、シガレット、シーシャ(水タバコ)などの芳しい紫煙の薫りが会場いっぱいに広がりました。出展ブースでは煙草小売店による各種の喫煙グッズの販売や、メーカーの製品案内、パイプ・煙管作家による新作の出展と販売を実施しました。試喫ブースではR.Y.O、パイプ、葉巻、煙管、シーシャ(水タバコ)、スナッフ(嗅ぎ煙草)の喫煙具の披露や展示と試喫用のタバコを用意し、来場者に体験してもらいました。
毎年、より深くさまざまなタバコを理解してもらうため、各種タバコのベテラン愛煙家が講師になり、R.Y.O、パイプ、スナッフ、葉巻、煙管の講習会を開いています。各講習も熱心な来場者に講師が囲まれ、予定時間を大幅に超過しながら指導していました。また、一昨年10月に東銀座にオープンされた隠れ家的シガーバー「レゼルヴァ」が初のブース出展。会場でレゼルヴァのオリジナル葉巻の試喫提供がありました。今回初めて、レゼルヴァ店舗での「葉巻のマリアージュ」講習会を開催。講師はレゼルヴァオーナーに務めていただき、講習参加者に特別提供の洋酒各種の試飲やドリンクの特典もありました。
毎年開催しているチャリティーオークションでは、昨年から一般の方からの出品を募集し、持参されたパイプや煙管などの喫煙具が次々と落札されていました。事務局では、オークション申込金のみいただき(申込金は災害や福祉団体等に寄付)、落札額は出展者にそのままお渡ししています。今年12月の「東京パイプショー2016」でも同様のオークションを開催しますので、パイプスモーカーの方々の出品及び落札をお願いします。
葉巻の灰を落とさずに灰の長さを競うロングアッシュ大会では、優勝記録は6.5センチと低調でした。葉巻のベテラン勢にはかなりの長さの灰を残す人もいたのですが、粘りすぎ、さらに記録を伸ばそうと努力して折れてしまい失格という残念な結果の方が続出してしまいました。
今年の大煙会は終日、混雑気味で来場者の方々も窮屈な思いをされたかもしれません。この場を借りてお詫び申し上げます。年々、新規の方の来場も増え、今年最多の入場者数でした。会場の規模からするとそろそろ限界かもとの心配もありますが、大煙会スタッフ一同、やりがいを感じています。来年も更に楽しい「大煙会2017」を開催いたします。愛煙家のみなさんとまた会場でお会いできることを楽しみにしております。