パイプの愉しみ方

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大煙会2018 開催報告

大煙会実行委員会

愛煙家による愛煙家のためのイベント「大煙会2018」(http://ameblo.jp/bigsmoke-japan/を7月1日、東銀座・サロンドジュリエにて開催いたしました。ここ数年、開催日は真夏日となっていて、この日も東京の最高気温は32度というなか、多くのスモーカーに来場いただき盛況のうちに無事終了しました。出展ブースの皆さんやボランティアスタッフ、真夏日のなか来場された愛煙家の皆さんのおかげです。この場をお借りしてお詫び申し上げます。

 

年に1回は楽しい喫煙タイムを過ごせたらと、愛煙家の一般ユーザー有志で2010年に始めたこのイベントも今年で9回目。毎年、趣旨に賛同してくださっている日本パイプクラブ連盟(PCJ)とGO SMOKING友の会から後援していただいています。ブースの出展にはメーカー、小売店などのご協力をお願いしています。今年も新宿のKagaya、柘製作所、グロースヴァルトなどの店舗・メーカーさんや喫煙具の作家さん、FEEFやPCJなどの団体の皆さんにご参加いただきました。

今年も晴天のうえ、暑い一日になったせいか、午前中は昨年の〝超混雑〟とは打って変わってのんびりした会場でしたが、昼ごろから来場者で手狭な感じになってきました。そうなると、パイプ煙草やシガー、シガレット、シーシャ(水タバコ)などの芳しい紫煙の薫りが会場いっぱいに広がってきます。出展ブースでは今年も各種の喫煙グッズの販売や、メーカーの製品案内、パイプ・煙管作家による新作の出展と販売を実施しました。試喫ブースではRYO、パイプ、葉巻、煙管、シーシャの喫煙具の披露や展示と試喫用のタバコを用意し、来場者に体験してもらいました。今年はパイプ作家の佐藤純雄・但馬達生・櫻井謙一郎・小坂怜の各氏、茂作煙管と煙管・ライターなどの和彫をやっておられる彫金作家のAtelier KOTOさんに参加いただきました。

毎年、RYO、パイプ、葉巻、煙管の講習会を開いています。各種タバコのベテラン愛煙家が講師になり、今年も各講習では熱心な来場者に講師が囲まれていました。来場者からの出品を募集し、毎年大盛り上がりのチャリティーオークションでは、昨年から奥の談話室で開催しておりますが、パイプなどの喫煙具が次々と落札され、出品物によっては白熱した戦いが繰り広げられていました。事務局では、オークションの落札額は出品者にそのままお渡ししています。今年12月2日の「東京パイプショー2018」でも同様のオークションを開催しますので、パイプスモーカーの方々の出品及び落札をよろしくお願いします。

毎年、常連の方や顔なじみの来場者の皆さんとお会いでき、皆さんの喜ぶ顔を毎年拝見できて、大煙会スタッフ一同はいつもやりがいを感じています。ただ、東京都の受動喫煙防止条例が6月末に成立した。大煙会もその影響をもろに受けることになります。全面施行は2020年4月。新規の方の来場も増え、ゆったりと紫煙を燻らしてと愛煙家同士の団欒の場を作ってきましたが、それも提供できなくなってきている状況です。でも、まだまだやります。来年も来て見て喫って楽しい「大煙会2019」を開催いたします。愛煙家のみなさんとまた会場でお会いできることを楽しみにしております。