日本パイプスモーカーズクラブ（JPSC）会員の市川澪さんが3月2日に逝去されました、92歳でした。

市川さんは1976年に日本で初めて開催された、第3回世界大会でレディースチャンピョンを獲得した、女性スモーカーの先駆者でした。

掲載されている文章にあるように、元々洋裁の先生をしていて、和装のテキスタイルを使用した手製のパイプポーチを全日本大会の優勝者に毎年贈られていました。

ロングスモーキングコンテストは本当に強く、本編でも触れられていますが、1976年の世界大会のためにJPSCは山中湖で強化合宿を行いました。市川さんがあまりにも長いので、市川さんを遺して他のメンバーは散歩に出て、戻ってみたらまだ喫っていたので驚いたのは事実です。

今年始め、お電話を頂いたときは、今までの市川さんと変わらないお元気な声でした。そのため７月に、ご親族からの逝去の知らせを頂いたときは信じられませんでした。

JPSCでは、8月例会で愛用の薔薇のパイプと写真を飾り、市川澪さんを偲び黙祷を捧げました。

ご冥福をお祈りいたします。

 

過去の市川澪さんのインタビュー記事
「パイプに惚れて　１」
https://www.pipeclub-jpn.org/pipe/detail_104.html
「パイプに惚れて　２」
https://www.pipeclub-jpn.org/pipe/detail_105.html