パイプの愉しみ方
有思所(4) 最近気になる事
小生は、自宅と仕事場(個室)で、主としてパイプを燻らしている。
職場は、一応、館内禁煙になったが、「館内禁煙のホテルにもsmorking roomはある」と勝手に解釈している。
特に、最近気になる事がある。自宅では、女房殿が部屋に入って来て、勝手に換気扇の紐を引っ張って出て行く。「うるさくて仕事にならない」と心の中で密かに思う。
彼女が去っていった後で、換気扇を止め、二つの窓を開け放つ。
すると、あろう事か、愛犬源太(外犬の柴犬)が、慌てて遠のいて行く。
「お前もか・・・」、「毎日、散歩に連れて行き、餌をやっているのは誰だ!」。
職場では、パイプを吸っている時に入ってきた同僚が
「良い匂いですね」とご追従をのたまう。
「匂いじゃあなくて、香りだろう!!」とこれも心の中だけで反駁する。
閑話休題。
小生は、煙草は三つに大別することができると考えている。
第一に、ブルジョアの吸う「葉巻」である。いくらお金があっても私には無理であろう。
第二に、プチ・ブルの吸う「紙巻」である。これも、「パイプ」と比較して高くつく。小生は、パイプの補助としてのみ喫煙している。
第三に、プロレタリアートの吸う「パイプ」がある。パイプは、本体は別として、長期的に安上がりな煙草である。映画「静かなる男」等 にもあるように、基本的に労働者の煙草である。第一、小生にとって、重要な事は、「葉巻」や「紙巻」の様に、キーボードに灰が落ちて、キーが焦げて解らなくなる事もない。
昔気質の愛煙家