評論家の花岡信昭氏が、ご自身のメールマガジンで、「タスポ」導入の愚行と、「1000円タバコ」問題の根底に流れる全体主 義志向を指摘し、深い憂慮の念を表明しておられます。

人類の近代史は、暴政、圧政を打ち倒し、宗教の迷妄や理不尽な圧迫から脱して、人間が人間らしく生きられる自由で明るく 精神性の高い寛容な社会を築くというものではなかったのか、と思います。

ところが、そうした自由で寛容な社会を嫌って、人間を管理、圧迫し、「マナーを守れ」という名目の淫靡な強制が罷り通る 窮屈な社会を作りたいと願っておられる方も多々いるようです。

昨今の嫌煙．禁煙派の方々の声高な言動を見聞きするにつれ、異端抹殺の魔女狩り思考に似通った狂信を感じ取るのは当ホームページ編集子ばかりではありますまい。

「人権尊重」や「健康増進」を大義名分に掲げた全体主義の暗く不気味な時代がすぐそこまで来ているようです。

愛煙家諸氏のために、花岡氏の記事をご紹介します。