パイプの愉しみ方

パイプの愉しみ方

第5回、国際パイプスモーキングデー(IPSD)報告<その1>

日本パイプクラブ連盟事務局

第5回国際パイプスモーキングの日(IPSD=2012年2月20日)を記念して、今年も日本各地でパイプ愛煙家が集い、喫煙の自由をアピールするとともに世界平和を祈念しました。

今年2月18日(土)、一足先にIPSDを祝ったのは水戸JCパイプクラブ。水戸偕楽園で同日から梅祭りが始まるのに合わせて、同クラブ恒例の「鮟鱇鍋の会」を、水戸市内の居酒屋を借り切って開催しました。水戸パイプクラブの会員の他、付き合いの深い日本パイプスモーカーズクラブ(JPSC)と日本パイプクラブ連盟(PCJ)からも有志が参加し、総勢20名余りで、早春の夕べを鮟鱇鍋を肴にパイプを吹かしながら楽しく歓談しました。

水戸JCパイプクラブの例会は、いつもは1グラムのたばこでミニコンペをしますが、今回の鮟鱇鍋の会では特例で2グラムでコンペ。東京から駆け付けたPCJ組が開始時刻を間違えて、1時間遅れで参加したこともあって、コンペ開始は乾杯で盛り上がった後。鮟鱇鍋と蝦夷鹿の特別料理で大いに満腹し、銘酒水戸天狗党でほろ酔い加減になった水戸クラブの強豪の面々は総じて成績が振るわず、お腹一杯で苦しくなりやむなく寝転んでパイプを喫うという特技(?)を発揮したPCJのH氏が一位となりました。

最後に全員で集合写真を撮り、盛大に煙を吹かして喫煙の自由をアピールするとともに、世界平和を祈念しました。

続く2月19日(日)には、西東京煙管愛好家倶楽部が朝から八王子市内のホテルで、IPSD記念行事として「第3回パイプフェスタ八王子」を開催しました。フェスタの模様は、同倶楽部が当ホームページで開催御礼も兼ねて詳細に報告しているので割愛しますが、夕方の閉会までに約250名のパイプ愛煙家が参加し、講演会や浦和パイプクラブの大久保会長が手ほどきする初心者講習会、オークションなどで楽しく過しました。

さて、IPSD当日の2月20日(月)に例会を開催したのは高松パイプスモーカーズクラブ。会長の山本和夫さんからのお便りを紹介します。


拝啓

暦の上では雨水も過ぎ春の訪れを告げていますが
未だ四国も雪を見ている今日この頃ですが、お変わり御座いませんでしょうか。
IPSDの当日、高松クラブは例会を行いました。
「国際パイプスモーキングの日」、喫煙の自由、世界の平和を祈念しパイプ愛好家が集い、楽しい一時を過ごしました。

例会の様子の写真を添付送信致します。

敬具


東京では、JPSCが翌21日(火)に例会を開催。30名ほどが銀座の喫茶店に集合、例によって2グラムのたばこでロングスモーキングの技を競うミニコンペを開催しました。JPSCの今年のミニコンペの年間テーマは「アメリカのパイプたばこ」。様々なアメリカたばこを試してロングスモーキングの技を磨こうという趣旨です。コンペの結果は、参加者最年長で2年前に傘寿を迎えた白木さんが、55分余りの記録で見事に優勝しました。白木さんはパイプほとんど毎回例会に参加なさっていますが、優勝は「十数年ぶり」とのこと。例会の最後に参加者全員がパイプを喫いながら記念写真を撮り、和気藹々の雰囲気の中で、喫煙の自由をアピールするとともに世界の平和を祈念しました