大会参加記
第38回全日本パイプスモーキング選手権大会開催 |
今回大会は観光客誘致に熱心な函館市の招致に乗る形で開催したが、全日本選手権大会を北海道で開催したのは初めて。函館市内にはパイプクラブが無いため、日本パイプクラブ連盟(PCJ)が函館市と函館国際観光コンベンション協会の後援を得て、初めて直轄形式で開催した。
パイプショウは隣の金森ヒストリープラザ棟で開催。喫煙具、タバコ販社、小売店、個人作家等13卓が並び、多くの愛煙家が詰め掛けて盛況だった。パイプ初心者教室も午前10時からパイプショウの一角で開催、あいにくの雨天の中、観光客や地元の愛煙家が多数参加した。 大会は定刻の午前11時、大森節夫PCJ常任理事の司会で開幕した。最初に田中需PCJ会長が開会の挨拶。来賓として地元函館市からは片岡格副市長が歓迎の挨拶をした。続いて大会使用たばこ「桃山」を提供したJTアイメックスの蒲池光社長が挨拶して「桃山」の歴史等について説明。今回の大会パイプを製作したフカシロの深代洋平社長が五稜郭のマークを刻み込んだ大会パイプのデザインを紹介した。引き続き、後援の日本たばこ産業株式会社北海道支店長の小林秀行氏が名誉審判長として挨拶して大会使用たばこをテープカット。
第一回大会から連続出場記録を重ねてきたPCJ副会長で千葉パイプスモーカーズクラブの内田昇会長が、今回は体調不良で出場を逃すことになり、司会の大森氏が競技の合間を縫って、内田氏の無念の弁のメッセージを代読した。内田氏の連続出場記録が途絶えたことにより、第一回からの連続出場記録を重ねているのは日本パイプスモーカーズクラブ(JPSC)の村上征一氏だけになった。
結局、ベテランスモーカーの佐藤純雄、惣司勝巳、村上征一氏らが実力を遺憾なく発揮した。全国大会で優勝タイムが100分に届かなかったのは過去に3回あるが、今回は過去3番目の短かい時間での優勝記録となった。 大会が無事終了して、午後2時半から表彰式。アトラクションでは江刺追分と函館いか踊りが披露され、楽しい気分が盛り上がるうちにパーティーに移って、食事が一段落したところで表彰式。上位入賞者に加えて恒例通り特別賞多数を表彰して和気藹々のうちに開会は閉幕した。
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日本パイプクラブ連盟事務局 |