大会参加記
第16回関東地区パイプスモーキング選手権大会開催 |
第16回関東地区パイプスモーキング選手権大会(日本パイプクラブ連盟=PCJ、公認)が6月15日(土)午前11時前から、東京・渋谷のJT東京支店(渋谷ビル)地下一階食堂で開催され、首都圏を中心にパイプ愛煙家98名が参加して、ロングスモーキングの技を競った。その結果、個人総合優勝は六本木ローデシアンパイプクラブの久保良夫氏が107分38秒で優勝し、団体戦も同クラブ(久保良夫、太田隆樹、千田彰の各氏)が286分13秒の記録で優勝した。レディース戦は、大会最年少の東京スモーキング・クラブの榎本真麻さんが68分26秒で初の栄冠を得た。
いよいよ競技が始まった。ビッグホーンは主催者が事前に茎の部分や粉を取り除いて3グラムずつ検量して袋に入れ、JTアイメックスの保管庫で厳重に湿度管理していたというだけに、競技に最高の状態だった。その成果、1分そこそこで消える着火ミスもほとんどなく、好記録が期待された。30分経過しても消えたのは20名足らず。
消えた選手がたむろする場外の休憩室では、今回新たにスポンサーになって下さった酒屋さんが「パイプと洋酒の相性チェック」と称して様々な洋酒の試飲会があり、賑わった。JTアイメックス社もたくさんの同社製品を展示、気前よくサンプルを提供して下さり、人だかりが絶えなかった。 100分を超えたところで、残ったのは久保氏のみ。会場中央で無念無想という雰囲気でもくもくと煙を出していたが、107分余りで「消えた」の合図。パイプチェックも合格してチャンピオンが確定した。ただし、久保氏は過去に地区大会のチャンピオンパイプを既に獲得済みのため、同じ六本木RPC会員で準優勝となった太田隆樹氏(記録99分45秒)がチャンピオンパイプを獲得した。 競技終了後は、和気藹々の懇親会と悲喜こもごもの表彰式。今回は、映画「終戦のエンペラー」製作会社が、映画で使用したコーンパイプ1本を景品に提供して下さり、欲しい人が全員で盛大にジャンケンしたら、主催クラブ員が獲得し、盛会のうちにお開きとなった。 主催の池田山下FVPSCの皆様、まことにお疲れ様でした。大会に協賛して下さったスポンサー企業の皆様、ありがとうございました。心から御礼申し上げます。また今次関東大会に参加して下さったパイプ愛好家の皆様、10月6日に浅草で開催する全日本パイプスモーキング選手権大会でまたお会いしましょう。 |
日本パイプクラブ連盟事務局 |