大会参加記
第14回中・四国パイプスモーキング選手権大会報告 |
第14回中・四国パイプスモーキング選手権大会を岡山パイプクラブの主催で9月4日(日)、JT岡山支店大会議室で開催させていただきました。 その結果、個人戦は岡山の矢吹仁美選手が91分19秒の記録で優勝し、団体戦も岡山が256分59秒で優勝しました。 レディース戦は日本パイプスモーカーズクラブ(JPSC)の節句田恵美選手が中・四国大会3度目の優勝を飾りました。 チャンピオンパイプ第93号は岡山の矢吹選手が1位で獲得いたしました。 開催回数25回の四国大会と20回の中国大会が統合した中・四国大会も、今回で早くも14回を迎えました。今回も中・四国だけでなく、JPSC、ジョンシルバー、関西、神戸より全国大会の優勝経験者や上位入賞経験者ら37名が参加して、ロングスモーキングの技を競いました。 12時に開会式が始まり、香山雅美岡山PC会長が主催者を代表して挨拶、「パイプ大会を開催する際最大のネックとなる会場を提供してくださったJT岡山支店の皆さまに感謝いたします。お蔭で3000円の会費で大会を開催する事ができました。本日皆さま方がこの会場にお集まりいただけた事で今回の大会は成功したと断言できます。このような大会は続ける事に価値があります。これからも嫌煙運動に対して喫煙権を主張して参りましょう。」と述べた。 続いて大会を公認した日本パイプクラブ連盟の梶浦恭生会長が挨拶し、「中四国大会は14回と歴史があまり無い様に思えますが、前身のそれぞれ20数回の中国大会と四国大会まで含めると30数回、合計すると59回目にもなる日本で一番開催回数の多い大会です。93番目のチャンピオンパイプを目指して皆さん頑張って下さい。また全館禁煙にもかかわらず会場とお手伝いの人員を提供していただいたJT中国支社とJT岡山支店の皆様に感謝いたします。」とのご挨拶をされた。 来賓として挨拶された門脇JT中国支社副支社長は「香山会長さまと梶浦連盟会長さまにまで感謝され恐縮しております。たばこを巡る環境は厳しいですが、愛煙家の皆様のお手伝いが出来る事が私どもの活力の源となります、弊社の会場を使ってこの様な会を開催して下さった事をむしろ感謝しております」と述べて、盛大な拍手を浴びました。 岡山パイプクラブ名誉会長の砂山審判長の大会ルール等の説明があり、ここで司会を香山にチェンジ、「皆さま方を良く知っている私の方が進行が上手くいくと思いますのと、お伝えしたい事、言いたいが沢山ありますので、司会をしながら大会に挑戦させていただきます。」と宣言。 さて、検量に合格した3グラムの使用たばこが各自に配布され、いよいよ競技開始。司会者の「3、2,1、開始」との掛け声とともに1分間以内に着火した。空調を止めていたので着火の際の煙の多さに取材に来たテレビ局や新聞社の方々のびっくりした顔。それが10分を過ぎる頃には殆ど煙が見えない状態を見て今度は多くの人がたばこを吸っているのに煙が少ないのに怪訝な表情となるのは見ていて面白かったです。 35分を過ぎる頃から過去120分以上経験している有力選手が次々とリタイヤしだしました。 司会者席までパイプを見せに来られる方も数人いらっしゃいましたが、皆様半分以上のたばこを残されていました。10月2日、札幌での第43回全国大会でリベンジして下さる事を期待します。 54分で香山が消え、「これからは司会に専念します。司会をしながらは無謀な挑戦でした。失礼しました。」 司会者とは38年以上の付き合いの方々もいますので、時には掛け合い漫才をしている様に和気いあいの内に大会は進み岡山の矢吹選手が優勝しました。記録は100分に届きませんでしたが1位でチャンピオンパイプを獲得できたのは良かったと思います。 大会が早く終わりましたので岡山大会の特色である日本酒・ビール・ウイスキー・ラム・テキーラ・お茶等々多くの飲み物とJTさま提供のサンドイッチをつまみながら他クラブの方々との懇談の時間が長くとれたのも良かったと思います。 表彰式は、個人1から3位、団体1から3位、レディス1から3位を紹介しその後自分が欲しい賞品を持って帰る方式でおこないました。4年前に比べはっきり言ってしょぼい賞品でしたが、一応参加者全員に何かお渡しできたのでお許し下さい。 最後に高松の樋上会長が「来年は高松で開催いたします。お土産に讃岐うどんを用意しております。皆さまのご参加をお待ちしております。」の一言で大会は無事終了しました。 会員数5名でも大会を開催するとの心意気には頭がさがります。 大会賞品を提供してくださった柘製作所さまと日曜日の休日にも拘わらず快く会場を提供して頂くとともに、多くの幹部社員が大会運営に協力して下さったJT中国支社とJT岡山支店の皆様に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。 |
岡山パイプクラブ 会長 香山 雅美 |