９月17日の日曜日、浅草の街はサンバカーニバルの熱気に沸き立つ中、浅草ビューホテルのペデストリアンデッキという半屋外、テントで外部の視線を遮断した空間において、パイプコンテストが盛大に挙行された。

競技のほかに、喫煙の伝搬史や地元の文化人池波正太郎の足跡に関する文化的講演や、パイプショウ、パイプ教室も併催され、「全日本ﾊﾟｲﾌﾟｸﾗﾌﾞﾐｰﾃｨﾝｸﾞin浅草」と銘打った大イベントである。

一般参加者も多数来場され、各会場は賑わいに包まれた。コンテストも120人を超える競技者により、2時間を超える白熱した戦いが繰り広げられた。

引き続いて行われた表彰パーティでは、ジプシー音楽、ベリーダンスの熱演により、外のサンバカーニバルにも負けない熱演が繰り広げられ、会場は大いに盛り上がった。

大会の形態も変わり続ける昨今であるが、メンバーの親睦を深め、一般に対してパイプ文化の発信を続ける努力を継続する決意を新たにするイベントであった。