大会記

大会参加記

第17回中・四国パイプスモーキング選手権大会 後記

第17回中・四国パイプスモーキング選手権大会が岡山パイプクラブの主催で9月1日(日)、サンピーチOKAYAMAホテルで開催された。個人戦は岡山の藤原秀樹選手が76分11秒の記録で優勝し、団体戦も岡山が210分30秒で優勝した。チャンピオンパイプ第99号は徳島PCの藤岡嬉光選手が2位で獲得した。

開催回数25回の四国大会と20回の中国大会が統合した中・四国大会も、今回で早くも17回を 迎えた。今回は高松、徳島、岡山の各PCに加えJPSCの梶浦会長も参加して13名がロングスモーキングの技を競った。

12時に開会式を開始。香山雅美岡山PC会長が主催者を代表して挨拶し、「最近の禁煙状況にパイプ大会を開催する場所が無く、ここサンピーチさんが岡山市内で唯一のホテルです。しかしここも来年4月から禁煙になりますので、残念ながら岡山市内のホテルで開催できる大会は最後になります。しかし、このような大会は続ける事に価値があります。どの様な形になっての大会を開催して、これからも嫌煙運動に対して喫煙権を主張して参りましょう。最後になりましたが、今回の大会に援助と集計等のお手伝いの人員を提供頂いたJT岡山支店の皆様に感謝いたします」と述べた。

続いて大会を公認した日本パイプクラブ連盟の梶浦恭生会長が挨拶し、「中四国大会は17回と歴史があまり無い様に思えますが、前身の20回の中国大会と25回の四国大会まで含めると62回目にもなる日本で一番開催回数の多い大会です。今回のチャンピオンパイプは99番です。100番目は次の関東大会です。101番目からは新しいパイプになりますので、獲得対象が全員となり入手が大変困難となりますので今回がチャンスです、頑張って下さい。お手伝いの人員と援助を頂いたJT岡山支店の皆様に感謝いたします」と挨拶した。

来賓のJT岡山支店赤松部長は「香山会長と梶浦連盟会長に感謝され、恐縮しております。たばこを巡る環境は厳しいですが、愛煙家の皆様のお手伝いが出来る事が私どもの活力の源となります、今後も喫煙文化を守るべく努力いたします」と挨拶し、盛大な拍手を浴びた。

香山会長が大会ルール等を説明。司会についても「皆さま方を良く知っている私の方が進行が上手くいくと思いますのと、お伝えしたい事、言いたいが沢山ありますので、司会をしながら大会に挑戦させていただきます」と自ら引き受けた。

検量に合格した3グラムの使用たばこが各自に配布され、いよいよ競技開始。司会者の「3、2,1、開始」との掛け声とともに1分間以内に着火した。着火ミスにより2分14秒以内に3名が脱落のハプニングがあったが、その後は40分過ぎまでは順調に無言の行が進み、43分で香山が消えた。「これからは司会に専念します。司会をしながら大会参加は無謀な挑戦でした。失礼しました」と敗戦の弁。

司会者とは40年以上の付き合いの方々もいますので、時には掛け合い漫才をしている様に和気あいあいの内に大会は進み、結果は岡山の藤原選手が優勝した。記録は80分に届かなかったが、「今月末の仙台で頑張るよ」とのこと。チャンピオンパイプを獲得した徳島の藤岡選手は、「記録はともかく2位で獲得出来て良かった。まかり間違えば9位でとの可能性も有ったので嬉しい」と語った。

大会が早く終わりましたので、パーティーを待たず、即、表彰式へ。団体1位から3位、個人1位以外は、自分が欲しい賞品を持って帰る方式で行なった。続いてパーティー会場に移動し、タバコを燻らせてながら岡山の食材を主に並べたコース料理を堪能しつつ、会話が弾み。来年の高松での再会を約束し、無事大会を終えた。

日曜日にも拘わらず大会運営に協力して下さったJT岡山支店の皆様に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

第17回中・四国パイプスモーキング選手権大会 成績表

岡山パイプクラブ 会長 香山 雅美