TASC関連図書案内

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『紫煙のゆくえ--喫煙の社会環境』
紫煙のゆくえ--喫煙の社会環境
編者
たばこ総合研究センター
価格
(本体1,715円)
頁数
160
ISBN
4-434-05635-2
 WHOのたばこ規制枠組条約を受けて、「健康日本21」「路上禁煙条例」「健康増進法」等々、たばこを取り巻く社会的規制は厳しくなるばかりだが…。さて、その実態はどうなのか。

目 次

  • §1 たばこに未来はあるか?
  • §2 たばこ規制の枠組づくり
  • §3 アメリカたばこ政策の歴史とパターナリズム
  • §4 タバコの広告をめぐる係争
  • §5 喫煙をめぐる社会環境
  • §6 安全・安心まちづくり
  • §7 Lose-Lose社会の恐怖
  • §8 「危害」か「迷惑」か
  • §9 受動喫煙の影響評価
  • §10 地方自治体住民の健康観
  • §11 ルールよりマナーを信じたい
『タバカレラ--スペインたばこ専売史1636-1998』
『タバカレラ--スペインたばこ専売史1636-1998』
編者
フランシスコ・コミン・コミン、パブロ・マーティン・アセニャ
監修
林屋永吉
訳者
たばこ総合研究センター
価格
(本体28,571円)
頁数
532
ISBN
4-434-03079-5
スペインたばこ専売はコロンブスを派遣したカスティリャ王国に始まる。やがて国家専売に制度化されて経済を支えつづけた。本書はその350年にわたる経営史、たばこから見たスペイン史といっても過言ではない。たばこ産業のダイナミズムを知る絶好の書物。

目 次

序章
歴史を通じて見たたばこ産業
第1章
CATの前史---煙草専売の起源と展開、1936〜1887年
第2章
CATの設立と契約
第3章
CATの初期段階---1887〜92年
第4章
CATの確立---1893〜1900年
第5章
20世紀初頭のCAT
第6章
両大戦間(1919〜35年)のCATの近代化
第7章
CATの収支決算―1887〜1935年
第8章
CATの変遷―スペイン内戦の時代、1936〜39年
第9章
内戦後のCAT―1939〜45年
第10章
タバカレラの設立
第11章
配給から自由販売へ―1945年から52年にかけての会社
第12章
1953年から71年にわたるタバカレタの進化
第13章
1971年の経営契約更新から1985年のたばこ財政専売法まで
第14章
タバカレラの発展―1985年から95年
第15章
今日のタバカレラ―1996年から98年
結語
喫煙者のスクラップブック
『喫煙者のスクラップブック』
著者
A.クロウクィル
監修
水口志計夫
訳者
たばこ総合研究センター
価格
(本体952円)
頁数
136
ISBN
4-434-03079-5
19世紀イギリスの風刺作家にして挿絵の鬼才、A.クロウクィルが、パイプ、スモーキング、シガー、スナッフのことなら何でもと、中国、ヨーロッパ、トルコ、セイロン、アメリカにわたり、たばこにかかわるニュース、文章、詩、植物、医学におよぶもろもろを集めた画文集。

目 次

中国人から始めよう
中国人の装身具
アヘンなど
故サセックス公爵の財宝の競売
嗅ぎたばこ常用者に重要
NICOTANA TABACUM(ニコチアナ・タバクム)
特質と化学的特性
医学的特性と使用法
調製―たばこ浸剤
有害な作用
たばこの流行と非難
タバコの栽培と製造
たばこの「おそろしく有害な作用」
嗅ぎタバコに関する計算
たばこ、万歳(詩)
「たばこ、万歳」評
インディアンのお礼
ピッグ・テイルとショート・カット
三つの願い
パイプによって妻を選ぶ(詩)
喫煙逸話
若いフランス
ばかでかいパイプ
ナポレオンの喫煙嫌い
「ナポレオンの喫煙嫌い」評
A.クロウクィルの喫煙の哲学からの抜粋数行
書物の中の喫煙
パイプに葉巻、總試し
第1巻 ロンドン
第2巻 パー博士
(第4巻)アイザック・ニュートン卿
第5巻 喫煙は男を優しくする
第5巻スペイン
第6巻 パンの葦笛
第7すなわち最終巻 ヘンデル
トルコ
トルコ式喫煙
トルコのパイプ
アクレにおけるトルコの旗艦上のひとこま
「煙の行商人」
レモン・スカレーゼのパイプの市
アイレイ島の高地人
パイプで一服(詩)
最後の葉巻
セイロン島
不思議な力を持つ草(詩)
ジョウ・ミラーの詩
バイロンの詩
ロック曰く(いわく)
ご婦人方へ
『賛辞の精枠』より
私の長いクレイパイプに寄せる頌詩
ホモ・フーマンス--喫煙するヒトの由来
『ホモ・フーマンス--喫煙するヒトの由来』
著者
青木芳夫(TASC特別研究員)
価格
(本体2,381円)
頁数
252
ISBN
4-434-05593-3
「なぜ人はタバコを吸うのか?」それは火と煙をともなった祝祭感を味わうため、生活にストーリー性をとりもどす心の糧としてである。アメリカ先住民の神話・伝承から象徴思考を問いなおす。TASC双書1

目 次

第1章
人類と煙のかかわり
第2章
人類とタバコの出会い
第3章
動物の精からの贈り物
第4章
火と肉トタバコの輪舞曲
第5章
ジャガー表象の伝播とともに
第6章
ホモ・フーマンスの系譜
シェイクスピアのタバコ--紫煙とイギリス・ルネサンス
『シェイクスピアのタバコ--紫煙とイギリス・ルネサンス』
著者
青木芳夫(TASC特別研究員)
価格
(本体2,667円)
頁数
324
ISBN
4-434-07321-4
エリザベス女王からジェイムズ一世にわたる16・17世紀は、文芸・演劇の華やいだイギリス・ルネサンスの全盛期。時代の寵児シェイクスピアが喫煙したか否かは大きな謎。タバコのもつ祝祭性に着目しつつ社会的背景を探り、「十二夜」「テンペスト」など劇作を通じて、その真実に迫る。TASC双書2

目 次

序章
シェイクスピア劇にタバコが登場しない理由
第1章
流行初期における喫煙のカーニヴァル的祝祭性
第2章
勃興するジェントリーのダンディズム
第3章
香りの文化と香草・薬草としてのタバコ
第4章
ジェイムズ1世の『タバコ排撃論』
第5章
ヴァージニア植民地の光と影――国際商品誕生の舞台裏
終章
『テンペスト』における新世界へのまなざし
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