TASC関連図書案内

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『たばこ--ホントの常識』
たばこ--ホントの常識
著者
テイユ・ボス;マーク・レンダー
訳編
たばこ総合研究センター
価格
(本体1,905円)
頁数
280
ISBN
4-434-01256-8
テイユ・ボス「喫煙─医者から見たホントの常識」とマーク・レンダーの「新しい『禁酒法』か?」を合わせて刊行。ボス博士は「がんとたばこ:ウソと論理」以来、一貫してコモンセンスに立って反喫運動に対決し、レンダー博士はアメリカ禁酒法の破綻をふまえて多数による横暴の非に警鐘を鳴らす。

目 次

T
喫煙--医者からみたホントの常識
はじめに:一つの個人的見解
  • §1 たばこ撲滅運動
  • §2 能動喫煙と受動喫煙
  • §3 喫煙の有害な影響
  • §4 喫煙の効用
  • §5 喫煙者の定義
  • §6 錬金術師の教え
  • §7 どの物質がどんな影響を与えるのか?
  • §8 人はなぜたばこを吸うのか
  • §9 喫煙者と非喫煙者に関する小エッセイ
  • §10 受動喫煙のもたらず弊害
  • §11 室内の空気
  • §12 生物学と常識について
  • §13 生(と死)についてのささやかな哲学
U
新しい「禁酒法」か?―アメリカにおける飲酒と喫煙に関する―考察―
  • §1 現代版禁酒法
  • §2 繰り返されるテンペランス運動
  • §3 過去に使われた言葉の響き
  • §4 蒸留酒対共和主義の熱意
  • §5 飲酒家、喫煙者、そして受け身の改革
  • §6 禁酒法の目標、それは完全主義の追求
  • §7 完全主義の代価
  • §8 禁酒法、国を支配す
  • §9 たばこ攻撃の失敗
  • §10 禁酒法のサイクル
『たばこ喫みのユーモア』
たばこ喫みのユーモア
著者
並木芳雄(TASC副主任研究員)
価格
(本体1,429円)
頁数
204
ISBN
4-434-01528-1
いっぷくの紫煙は人の心をなごませる。夏目漱石・内田百聞・辰野隆・石川欣一・式場隆三郎・石黒敬七ら明治・大正・昭和のたばこをめぐる人物誌。天狗たばこと村井兄弟商会の壮絶な合戦、俳句誌『郊外』のたばこ讚歌、そして戦後の憂鬱を笑い飛ばした日本パイプクラブの痛快史。

目 次

  • たばこ喫みの人物史
    • 石川欣一
    • 辰野 隆
    • 石黒敬七
    • 式場隆三郎
    • 夏目漱石と内田百
  • たばこ喫みのユーモア史
    • 明治期
    • 大正期
    • 昭和初期----戦前・戦中
『いっぷく問わず語り』
いっぷく問わず語り
著者
青木芳夫(TASC特別研究員)
価格
(本体952円)
頁数
146
ISBN
4-434-01529-X
「健康」を考えるヒント─自然のなかで人間をまるごと捉えてみたら、長寿社会は時代の閉塞感を生み出していなければいいがと、思わず洩らす独り言。日頃なにげなく使っている言葉に託して語る健康観、人生観。

目 次

第一部
いっぷく問わず語り

「いいかげん」について
「黄昏(たそがれ)」について
「達者」「器用」について
「結構」について
「機嫌」について
「分別」について
「調子」について
「自ら(みずか)」と「自ずから(おの)」について
「具合」について
「勝手」について
「模様」について
「おかしい」について
「めでたい」について
「都合」について
「面倒」について
「いたずら」について
「きれい」について
「あきらめる」について
「やさしい」について
「めずらしい」について
「我慢」について
「面白い」について
「捌く(さば)」について
「暮らす」と「明かす」について
「お陰(かげ)」について
「からくり」について
「かしこい」について
第二部
「健康」を考えるヒント

「健康強迫観念」の由来
「健康」定義の難しさ
「健康」と「病気」
「疫学人」モデルの陥穽
「健康」概念の歴史性
「健康」スローガンとニヒリズム
『たばこはアメリカ生まれ--白人到来以前のたばこの歴史』
たばこはアメリカ生まれ--白人到来以前のたばこの歴史
著者
H.J.スピンデン
訳者
たばこ総合研究センター
価格
(本体1,143円)
頁数
176
ISBN
4-434-03080-9
マヤ、インカ、アステカなどアメリカ先住民は、神との交信、心身の癒し、社交の儀礼にたばこを活用していた。語源を尋ね、生活習慣を探り、タバコ原生種にまで及ぶ考古人類学の労作。

目 次

マヤの神に見られる喫煙の起源
パイプの発明と普及
「たばこ」という言葉の語源
植物学的考察
植物学的考察
万能薬としてのたばこ
メキシコとニコチアナ・ルスチカ
ペルーとニコチアナ・タバカム
むすび
『世界嗜好品百科』
世界嗜好品百科 嗜好品は心の栄養。酒、茶、コーヒー、タバコにとどまらず、世界には日本人に馴染みの薄いビンロウ、カヴァ、マテ、コラナッツ等々多彩な嗜好品があり、愛好されている。本書は、諸民族のそれらを網羅して考察、社会的役割や摂取方法にも及び、嗜好品とは何かを追求する。
著者
松浦いね
編者
たばこ総合研究センター
価格
(本体8,381円)
頁数
3620
ISBN
4-434-04191-6

目 次

  • 序章『嗜好品文化学』事始め
  • 1 嗜好品とはなにか
  • 2 「嗜好品」の定義
  • 3 資料について
    1. HRAF
    2. 統計的資料
  • 4 地図を読む
    1. シガレット
    2. コーヒー、茶、アルコール性飲料
    3. 嗜好品と関連事象
  • 5 具体的な現地情報
第T部
嗜好品にはどのようなものがあるか
  1. 世界に広くみられる嗜好品
    1. タバコ
    2. 茶とコーヒー
  2. 限られた地域の嗜好品
    1. アジアとオセアニアにみられるベテル
    2. オセアニアにみられるカヴァ
    3. アラビア半島と東アフリカのカート
    4. 西アフリカのコラナッツ
    5. 刺激性飲料、興奮剤、幻覚性飲料、幻覚剤
    6. ハーブティーなど
第U部
生活の中の嗜好品
  1. 東アジア〜東南アジア
    1. 韓国--南部の農村地帯を中心に
    2. 中国--南西部 少数民族など
    3. 台湾--漢、プユマ、アミの人々
    4. フィリピン--原マレー系の人々の社会を中心に
    5. インドネシア
    6. タイ
    7. ミャンマー(ビルマ)
  2. 南西アジア〜西アジア
    1. インド
    2. ネパール--インド系の人々とチベット系の人々
    3. パキスタン
    4. イラン
    5. トルコ
  3. アラビア半島〜北アフリカ
    1. アラビア半島
    2. エジプトの農村
    3. 北アフリカの都市アルジェ
  4. 赤道アフリカ
    1. 西アフリカの都市に住むフルベとブム
    2. カメルーンの農耕社会--ンゲンバの人々
    3. エチオピア--西南部農牧社会を中心に
    4. ケニア (1)--トゥルカナの遊牧民を中心に
    5. ケニア (2)--牧畜民ポコット
    6. タンザニア--マンゴーラの農耕・牧畜・狩猟民
    7. 狩猟採集民(1)--イトゥリの森のムブティの人々を中心に
    8. 狩猟採集民(2)--カラハリ砂漠のサンの人々
  5. オセアニアの島々
    1. ミクロネシア--ヤップ、パラオ、その他いくつかの島々
    2. メラネシア--パプアニューギニアとメラネシアのいくつかの島々
  6. 南アメリカ〜中央アメリカ
    1. 南アメリカ南部を中心に
    2. 南アメリカ中部アンデス
    3. 南アメリカ熱帯降雨林地帯
    (1)--エクアドル・アマゾンのカネロス・キチュアの人々--
    1. 南アメリカ熱帯降雨林地帯
    (2)--コロンビア・アマゾンに住むトゥユカの人々--
    1. 中央アメリカ・環カリブ地域
  7. 北アメリカ
    1. メキシコ北部
    2. 北アメリカ南西部(1)--アパッチの人々とナヴァホの人々--
    3. 北アメリカ南西部(2)--ズニの人々など--
    4. 大平原地帯--―コマンチ、ブラックフットなどの人々--
    5. 5北アメリカ南東部・クリークの人々
    6. 東部森林地帯--オジブワ、ミクマック、モンタニェ=ナスカピなどの人々
    7. 北アメリカ西部文化圏
    8. 北アメリカ北西海岸、極北・亜極北
  8. ロシア、ヨーロッパ
    1. メキシコ北部
    2. シベリア地方の先住民社会
    3. ロシア--ウクライナ地方を中心に
    4. 北ヨーロッパ--フィンランドを中心に
    5. 東ヨーロッパ--南ブルガリアの農村、ルーマニア東北部の農村など--
    6. ギリシャ
    7. イタリア
  9. 終章 嗜好品の特性--嗜好品の再定義
    1. 普及した嗜好品、普及しない嗜好品
    2. 嗜好品と規制
    3. 嗜好品の再定義
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