- 編者
- たばこと塩の博物館
- 出版社
- 山愛書院 ・(発売 星雲社)
- 刊行年
- 2008年2月20日
- 価格
- (本体2,381円)
- 頁数
- 221
- ISBN
- 978-4-434-11570-7
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- 第一部
- 伝来と流行、伝播
- ・南蛮船 ・南蛮屏風 ・南蛮人と紅毛人
- ・ペドロ・デ・ブルギーリョス ・朱印船 ・アイヌとたばこ
- ・琉球のたばこ ・八条宮智仁親王、『坂日記』、『隔冥記』
- ・近世初期風俗画 ・刻屋と南霊草 ・いばら組、かわばかま組
- ・女人淡婆姑、海外鬼国、返魂煙 ・長命草、延命草
- 第二部
- 初植えから細刻みまで
- ・長崎の桜馬場 ・平戸の亀岡城 ・たばこ法度
- ・本田畑にたばこ植えるべからず ・阿波の筑後坊伝説
- ・銘葉の誕生(たばこ名物・服部たばこ・国分たばこ・舞留たばこ・諸国銘葉)
- ・江戸時代の喫煙率 ・「諸稼ぎ」用の作物
- ・しんはん浮世わすれ草くとき ・葉分けと葉組み
- ・たばこの味くらべ ・カカァ巻きトトゥ切り ・細刻み
- ・久米蔵のカンナ刻み(器)・正右衛門のゼンマイ刻み器
- ・たばこ荷揚場とたばこ市 ・たばこ店
- ・柿色のれんとたばこの葉
- 第三章
- きせる
- ・きせるとは ・きせるは蕃語なり ・きせるさまざま
- ・今様櫛きん雛形 ・紙縒(こより)・羅宇屋 ・銀ぎせる
- 第四章
- たばこ盆
- ・たばこ盆とは ・たばこ盆の名前のおこり
- ・各素材と装飾 ・吐月峰
- 第五章
- たばこ入れ
- ・たばこ入れ ・二面性 ・装飾・素材・見立 ・紙たばこ入れ
- ・とんこつ ・とんこつの語源 ・袋物商
- ・トンボ玉・カラフト玉
- 第六章
- 火付け道具
- ・火打石・火打金・火口 ・火打袋 ・火縄 ・火縄いらず・火入れ
- 第七章
- 阿蘭陀趣味
- ・海外へ開かれた唯一の扉 ・長崎絵 ・青貝細工
- ・シーボルト ・金唐革 ・更紗 ・朝鮮通信使 ・出島
- 第八章
- 嗜みと作法
- ・「嗜」という字 ・たばこ請取渡の礼
- ・親方老人の前にてたばこ呑む人なし ・茶席の演出
- ・旅の用心、火の始末 ・脂下がり
- ・三べんまわってたばこにしょ
- 第九章
- たばこは薬?
- ・たばこに酔う ・八害、十損 ・四功と七不思議
- ・たばこの薬効 ・薬たばこ
- 第十章
- 広がるたばこ文化
- ・山東京伝(京伝の宣伝 ・曲亭一風京伝張 ・春宵一服煙草二抄)
- ・『おもひくさ』と本居宣長 ・和歌・漢詩・俳諧
- ・『狂歌煙草百首』 ・大槻玄沢と『えん録』 ・『目さまし草』
- ・化物たばこ ・『煙草恋中立』 ・『煙草誉言葉』
- ・酒茶煙草合戦 ・歌舞伎の小道具 ・色事の責め道具
- ・川柳とたばこ ・浮世絵とたばこ ・たばこの見世物
- ・暦の摺物、大小交換会 ・扇子のきせる ・煙の芸、雲のかけはし
- ・雁首銭
あとがき
たばこ略年表
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